作品タイトル不明
はじめに
歴史学科卒の私がショックを受けた日本史
〜勝てば官軍、負ければ極悪人之家也〜
※はじめに
これから書くのは、ワンコさんが大学生時代に歴史学科で学んだことや、その時に聞いた話、調べたこと、印象に残っている出来事をもとにしたエッセイです。
歴史学科で学んでいると、史料の見方や、歴史上の人物・出来事の扱われ方について、思っていた以上に驚くことがありました。
史料は大事です。
とても大事です。
けれど、史料に残ったことだけが、過去のすべてではありません。
一次史料。
後世の編纂物。
通説。
異説。
口伝。
創作によって広まったイメージ。
そして、見る人の立場によって変わる評価。
そういうものに触れるうちに、ワンコさんは何度も頭を抱えることになりました。
歴史は、思っていたよりずっと面倒くさい。
そして、思っていたよりずっと人間くさい。
このエッセイでは、そんな「歴史学科で学んだワンコさんが、日本史の見方でショックを受けた話」を、ゆるく書いていこうと思います。
ただし、本作は厳密な歴史論文ではありません。
大学時代に学んだことや、先輩・友人から聞いた話、自分で調べたこと、そして当時強く印象に残った出来事をもとにしています。
かなり昔の記憶をもとにしている部分もあるため、当時聞いた言葉や史料の文言については、ワンコさんの記憶の中で言い回しが変わっている可能性があります。
また、身バレ防止のため、家名・地名・人物名・大学名などは一部ぼかしております。
親戚関係をざっくり説明しますと、ワンコさんは本家から分かれた分家側の人間です。
曾祖父の代までは本家にかなり近い位置にいた、くらいに思っていただければ、だいたいの距離感は伝わるかと思います。
ただ、現在の本家の当主とは顔を知っている程度で、ほとんど交流がありません。
そのため、本家や親族にご迷惑をかけないよう、家名・地名・人物名などはかなりぼかして書いております。
また、大学時代の先輩や友人の話も出てきますが、そちらも身バレしないよう、所属・専門分野・大学名・家名など、特定につながりそうな部分は伏せております。
一部の話については、ご本人に「身バレしない程度なら書いてよい」と確認済みです。
あくまで本作は、
「歴史学科で学んだワンコさんが、日本史の見方でショックを受けた話」
です。
論文ではなく、歴史好きが頭を抱えたり、膝を打ったり、時には「ええ……?」となったりした話として、ゆるく読んでいただけますと幸いです。