作品タイトル不明
■第二章の登場人物紹介
■ディミトリ・ゼニス=ガレリア
ガレリア帝国の皇帝。通称「氷の皇帝」。
冷徹な合理主義者で、大陸最強の軍事国家を束ねる銀髪の美男。数字と利益のみで交渉を優位に進めようとするが、イザベラの「皇后陛下がヒステリーを起こしますわよ」という規格外の論理攻撃を受け、恐妻家(愛妻家)としての弱点を突かれてタジタジになる。
■シルヴィア・ル・ベル
ガレリア帝国の宰相補佐官。
プラチナブロンドに 片眼鏡(モノクル) をかけた知的な美女。
「帝国の頭脳」と呼ばれるほど圧倒的な処理能力を持ち、リリアナと同種の『数字と論理で戦う仕事人』。
皇帝から「死後は脳を計算機にする」と脅されている超絶ブラック待遇にあり、徹夜の書類戦争を通じて、リリアナとの間に奇妙な戦友意識が芽生える。
■クルト
コルカ村の村長の孫。
分厚い眼鏡をかけた、神経質で計算高い青年。
貴族相手でも媚びず、費用対効果やリスクに敏感な姿勢をリリアナたちに買われ、廃屋同然だった『白銀館』の総支配人に抜擢される。
その後、イザベラ様に騙されてやってきた『取り巻きL〜U』の令嬢たちを束ねる鬼の現場監督となる。
■マーサ
コルカ村の猟師で元傭兵。
粗末な皮鎧を纏う気性の荒い大柄な女性。
絶品のジビエ料理を作る腕前を見込まれ、『白銀館』の料理人にスカウトされる。
襲いかかってきた巨大猪を闘牛士のようにいなし、見事に解体したアレクセイを、プロとして一目置いている。
■コルカ村の村長
クルトの祖父。白髭の好々爺。
アレクセイたちのお忍び訪問に平伏し、パニックになって赤飯を炊こうとする。
寂れた村を復興させるリリアナの提案に驚愕する。
■フレデリック・ド・ガラント
隣国ガラント王国の第二王子。
甘いマスクを持つ『歩くフェロモン散布機』。
短期留学という名目でやってきた稀代のプレイボーイだが、その正体はハニートラップで国家機密を狙う一級スパイ。
しかし、リリアナの冷酷な『事務的塩対応・高額請求』と、イザベラの『スパルタ・エスコート教室』により、スパイとしての尊厳をへし折られ、精神崩壊寸前で逃げ帰る。
■新しい取り巻き軍団(L〜U)
イザベラが新しく組織していたファンクラブ二軍(控え)。
イザベラの「寂しいから」という理由だけで雪山の温泉宿に呼び出され、「王家主催の特別マナー研修合宿(という名のタダ働き・接客労働)」に従事させられる不憫な令嬢たち。