軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

ツキノハラの洞窟3

洞窟タイプのダンジョンであり、いくつか分岐点もあるが、都度にフェザーが進むべき方向を指示するので迷うことなく進んでいける。どうも地図があるようである。

「お、広いところに来たな」

「気をつけてください。ここには」

フェザーが言う前に魔物が集まって来る。

「久しぶりだな、 岩亀(ロックタートル) 」

「俺達も成長したことを分からせてやる」

シミリートだけでなく、ジーモントやヨルクもやる気になっている。以前に王都に向かう途中で遭遇した時には、武技も使用できないのでCランク魔物であるロックタートルに苦戦したからである。

シミリート以外は武技も使えないままだが、魔道具である武器を入手したことと色々と経験を積んだことからの自信もある。

「じゃあ、シャドウ達はそっち側を頼むな」

広い場所であり、今までの通路と違って敵も多方面から来るため、シャドウを含めた集落の男達と手分けして対応する。

“選ばれた盟友”の7人は、シミリート、ジーモントだけでなくヨルクとカミラが前に出て対峙し、ユリアンネ、ゾフィ、ドロテアが後ろから攻撃する。

岩亀は甲羅が岩石の硬さであるだけでなく、そこから出て来る首や手足の皮膚も頑丈であり、簡単に傷をつけることが出来ない。

ゾフィが矢で目や口を狙う横で、シミリートは武技も使いながら≪刺突≫のショートスピアで倒していく。ジーモントは≪炎≫、カミラは≪氷≫のショートソードで、ヨルクは≪剛撃≫のバトルアックスで、首や手足を狙う。

ユリアンネが≪石壁≫による踏み台を用意することで岩亀からの攻撃を回避する 術(すべ) は、 地龍(ドレイク) との戦いで学んでいるため怪我人は出ていない。

さらにそこへユリアンネとドロテアが攻撃魔法も発動するのであり、こちら側は特に苦労することなく敵を殲滅できていた。