軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

ツキノハラの洞窟2

森の魔物は集落の男性達がしっかり倒してくれたので、問題なく山の麓にある洞窟に到着することができた。

洞窟の入口横には小屋が建てられており、入口には衛兵のような人が1人立っている。

シャドウが話しかけるとその相手が顔を綻ばせているので、昨日の帰還と宴を知らなかったのであろう。また小屋から出てきた2人も同様であった。

料理を食べ損ねたのだと思うと可哀そうなのでフェザー経由でハイオークの肉を少し渡しておく。

肉の賄賂が効いたわけではないだろうが、戦馬達を預けて洞窟にはすんなり入らせて貰える。

とはいえ、この戦える者が十数人もいれば大抵の魔物を恐れることもないであろう。

「では入りますね。ここはダンジョンと呼ばれるものの1つと思われています。少し特殊ですが」

フェザーの説明を聞き、少し気持ちを引き締めながら中に入る。横幅は2人が並んで戦えるぐらいであり、シミリートとジーモントが前に出る。

ブラック達は盾を使用していないので、 盾(バックラー) を構える2人が前になった。その後ろはヨルクとカミラ、その後ろにユリアンネとゾフィ、その後ろがドロテアである。さらに後ろにシャドウとフェザー、そしてブラック達が後ろを守る順番になった。

不慣れな者が入り混じるよりも、いつも通りの方が安全という判断である。

最初は遭遇する魔物も蛇や鼠程度であったが、だんだんと下り坂を進んでいくと、 巨蟻(ジャイアントアント) や 巨蜘蛛(ジャイアントスパイダー) も出てくる。

ここのダンジョンと言われる洞窟は階層が階段で分かれていないようであり、奥に進むほど強い魔物がいるようである。

ただ、所詮はDランク魔物であり特に苦労することなく進んでいける。