軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

アルガとライヴァ。【後編】

『君にお願いがある、お願いがあるんだ、【魔王】の母、あらゆる世界で最強の【魔王】の母、君にお願いがあるんだ』

『……誰?』

『僕は夢見。ただの夢見さ。あるいは『語り部』だよ。君にお願いがあるんだよ!』

エイデスを産んだ夜に、ライヴァは不思議な夢を見た。

『君のことだ。君のこと。君のことを、誰にも伝えないで欲しいんだ。そしてエイデスを、イングレイに預けて欲しいんだ!』

まるで幼な子のような話し方をし、そしてよく分からないことを言う白く光るそれの言葉に、ライヴァは戸惑う。

『どういうことなの』

『必要だ、必要なんだ。この世界には、エイデス・オルミラージュ侯爵が必要なんだ。その為に、君も必要なんだ。だから来て、大公国サンセマ領に、〝土〟の地に。迎えを寄越すよ、寄越すから!』

『あなたは一体、何を言っているの?』

『お願いだよ、母よ、母よ。【魔王】の母よ。の全てをより良くする為には、エイデスが必要だ。エイデス・オルミラージュ侯爵もまた、必要なんだよ!』

夢は、それだけだった。

ライヴァは、目覚めた直後に深く悩んだ。

ただの夢、というにはあまりにも鮮明だった。

けれど、神と呼ぶにはあの『語り部』は、まるで理解させる気がなさそうな要求しか繰り返さなかった。

そもそも、迎えとは何なのか。

サンセマ領に何があるのか。

エイデスをイングレイ様に預けることで、何が起こるのか。

ライヴァは、自分の腕の中で眠る、アルガの髪色と彼よりも紫の色が強い瞳を持つエイデスを見る。

まだ生まれたばかりで、赤子らしい柔らかさすらない、力を込めれば壊れてしまいそうな、小さな命。

ーーー手放す……?

そんなこと、出来そうな気がしなかった。

しかしそれから、幾度も幾度も、それからライヴァがうたた寝をする度に、『語り部』は〝夢〟に現れた。

要領を得ない彼から、ライヴァは根気強く情報を聞き出した。

ただの夢ではないことを理解して……それが神ではないならば、そこには、何か目的や意図がある筈だから。

少しずつ、少しずつ。

そうしてある程度の情報を得たライヴァを……イングレイ様が訪ねてきた。

「ライヴァ。君がどういう人物なのかは、知らん。が、それでも君は、アルガの……勝手に死んだ、あの大馬鹿者の嫁だ。何か望みがあるのなら、聞こう」

『語り部』が述べた通りに、彼は問いかけを発した。

イングレイ様は憔悴している。

けれど、悲しそうな目をしながらも、こちらを気遣うようなその様子に、ライヴァは安堵した。

ーーーこの方に、預けるのであれば。

あの、自分は馴染めなかったけれど、温かい家族ならば。

エイデスを、きっと健やかに育ててくれるだろう。

身を切るような痛みを押し殺して、ライヴァは願った。

「エイデスを、預けてよろしいでしょうか? 私は、〝土〟の地へ向かおうと思います」

「……何かあるのか?」

「はい。アルガの為に、成すべきことが」

ライヴァは、『語り部』を、そして彼の語る言葉を理解しなければならない、と、その時にはもう決意していた。

今の、イングレイ様の問いかけを予期したように、未来を見通すような力を本当に持っているのなら、その望みは何なのか。

エイデスが【魔王】になる、というのは、どういう意味なのか。

ライヴァは知らなければいけなかった。

アルガの死を、定められた運命だと『語り部』は言った。

人の命を……それが敵であっても、自らの手で奪うことを良しとしなかった彼の死に、意味があるというのなら。

運命というものがあるというのなら。

その先に待つのは、人々の幸福でなければならないと、ライヴァは思ったから。

「……決して、オルミラージュにご迷惑はお掛けしないと誓います。ですから、どうか」

イングレイ様はこちらの顔をジッと見てから、静かに頷いた。

「良かろう。だが、自ら命を断つような真似はせんことだ」

「はい。……アルガに、救われた命ですから。最後に、一つだけ……〝水〟にお気をつけを。私に言えるのは、それだけです」

そうして、ライヴァはエイデスを手放した。

ーーーさようなら、エイデス。

愛しい我が子。

アルガの忘れ形見。

ーーー貴方の人生に、至上の幸福が訪れますように。

ライヴァはそれだけを祈りながら、迎えだというイズィースという少年と共に、大公国に渡った。

※※※

それからのことは、ライヴァにとって後悔の多いものだった。

『語り部』の未来視は、決して万能ではない。

幾つもの結末、起こる出来事の複雑さを、本当に見てきたかのように語るのに、彼はその見てきた行動の意味を図ることが壊滅的に苦手だった。

ただ、まるで 駒(コマ) を動かすように、人の生死や感情に拘らず『最良の方向』へ進む道だけを選び続けていた。

「死なないようにする、ことは出来ないの?」

ライヴァの問いかけを、彼は否定した。

「無理だよ、無理だ。何人かはいけるよ。最良の未来でなければ生き残る人もいるし、最良の未来なら生き残る人もいるよ。でも、アルガはどこでも死ぬ。ここでも死んだ。僕も死ぬ。どの未来でも、僕達は死ぬんだ!」

狂気かと、最初は思った。

癇癪を起こす、子どものような中年。

けれど彼の境遇を見れば、それはむしろ哀れに思えた。

『語り部』は必死だった。

そして悲しんでいた。

「どんな最良の未来でも、僕は救われないんだ。どうすればいい? ライヴァ、君はどうするべきだと思う?」

答えなど、出る訳もなかった。

確かに彼の語る幾つもの未来の中では、必ず救われる者も多く、また救われない者も多かった。

ライヴァ自身も。

「貴方やアルガと同じように、私も死ぬのね」

「そう。君は病気になる。病気で死ぬ。その病気は、今じゃ治せない。魔力脈がズタズタになって、その内〝変貌〟の魔術も使えなくなる」

「どのくらい、私は生きられるの?」

「分からない。エイデスを産んだ直後だったこともあるし、エイデスが貴族学校に入るまで生きていることもある。でも、10歳になるまでに、君たちは絶対に別れるんだ。イングレイが、エイデスを後継者にしたいって悩み出すから、それを知って、君は行方を眩ませる」

「そう……」

望んだのがアルガの家族だからだと、ライヴァは『今の自分ではない自分』の気持ちを考えた。

〝水〟の『手足』であり、生きていることを隠している自分が〝変貌〟を使えなくなるのなら、火傷痕のある顔を晒して生きることになる。

それはエイデスにとって、決して良いことではないだろうから。

残された時間は少ない。

けれど今はまだ、ライヴァは健康だった。

「ねぇ、私、エイデスのお嫁さんになる人のところに行っても良いかしら」

ウェルミィ・エルネスト。

平民でありながら、伯爵家に迎えられ、エイデスと連れ添うという少女。

死ぬ前に、会ってみたいと、そう思った。

「良いよ、良いよ。婆やって人が死ぬから、入れ替われるよ。それでどうなるか分からないけど、ウェルミィに未来を伝えたらダメだよ?」

「ええ。ねぇ、考えてみるわ。『語り部』……貴方を救う方法を」

「本当? 本当かい? ライヴァ」

「ええ」

共に過ごす内に、ライヴァは『語り部』にエイデスを重ねていた。

もう手の中から離れてしまった我が子は、物心つけばこうして、ライヴァにワガママを言って、癇癪をぶつけたりしただろうか。

基本的に揺り椅子から動けず、歳の割に頭が大きいように感じられる程痩せていて、少しアンバランスな印象が、どこか赤子に似ている『語り部』。

そんな彼に、ライヴァは笑みを向ける。

「人を救うことに命を賭けたアルガが納得するような、最高の結末を手土産にするわ」

遠くない内に、死後の世界で会える。

ライヴァはそれを心の支えに、エルネスト邸へ赴いた。

※※※

それから、ウェルミィお嬢様が来るまでの間には、幾つもの後悔を含んだ嵐が吹き荒れた。

まず、イオーラお嬢様が3歳になった頃。

〝水〟の呪いの魔導具で、ガーシャ・オルミラージュ夫人とマルム・オルミラージュ侯爵令嬢が逝った。

『語り部』は事が起こるまで、それを語らなかった。

問い詰めると、彼女達もまた死ぬ運命にあることを、彼は知っていた。

『伝えれば君は止めるだろう? 止めるから』

『語り部』は子どもの感性と、ずる賢さを備えていた。

だが、責めている暇はなかった。

オルミラージュ邸に急行したライヴァは、燃えるオルミラージュ本邸で呪いの魔導具を回収しようとしていた〝水〟の『手足』を殺し、死体を炎の中に投げ入れた。

そのままそっと抜け出すと、たまたま。

左手に火傷を負い、家令のカガーリンに抱かれたまま泣き叫ぶエイデスの姿を見かけた。

『義母様! 義姉様!! 俺の、俺のせいで!!』

『そうではありません。どうか、落ち着かれますよう』

『うわぁあああ〜〜〜〜〜!!』

その声は、深くライヴァの心に爪痕を残し、いつまでもこびり付いて離れなかった。

ーーーごめんなさい、ごめんなさい、エイデス。

母として、彼に何もしてあげられない自分を、この時だけは心の底から呪った。

そして決意する。

ーーーどれ程の悲劇が起ころうとも……もう、これ以上は。

最後には、幸福な結末を。

遥か未来の安寧を。

ライヴァは、イオーラお嬢様のお母様に当たるエルネスト夫人に、『語り部』の許可を得て正体を明かした。

〝精霊の愛し子〟をイオーラお嬢様に引き継いだ彼女もまた、死ぬ定めにある人だった。

『安心いたしました』

不思議な魅力のある、イオーラお嬢様によく似たエルネスト夫人は、ふんわりと笑った。

『イオーラを守って下さる方が、ゴルドレイ以外にも居ることが分かって』

『お預かり致します。運命は、貴女のような聡明な方すらもイオーラお嬢様から奪い取り、苦難を残す。……憎むべきものです』

『それは違うわ、ライヴァ』

エルネスト夫人は、小さく首を横に振った。

『女神様は、公平でいらっしゃるの。それがどのような意志であっても、人の意志を止めようとはなさらないのよ。わたくしは、たまたま加護を与えられたけれど、善も悪も、人の身の内にあるもの。……善を志す者が増えれば、運命は変わるのです』

後を託します、とエルネスト夫人は仰り、ライヴァは深く頭を下げる。

『この命に代えましても』

『そして、貴女に一つ、わたくしが思うことをお伝えしますわ』

『……どのような?』

『おそらく、『語り部』の未来を視る力は、本当に未来を視る力ではなく……ここではない別の、よく似た世界を垣間見る力だと思いますの』

女神が座す天界があるように。

邪悪の住まう地獄があるように。

人の世界もまた、一つではないのでは、とエルネスト夫人は言った。

『〝精霊の愛し子〟の加護も、ふと思い付きますの。『こういう世界では、この人はこうなるのではないかしら』『物事はこうなるのではないかしら』というようなことの、答えが』

だがそれは『どこか自分とは違う何か、自分のよく知る誰かとは違う誰か』を、重ねているような気持ちになるのだと。

『その人ならざる存在の加護を、『語り部』もまた受けているのであれば。そしてより鮮明に語れるだけのものを見るのであれば。……もしかしたら』

ライヴァは、エルネスト夫人の話を真剣に聞いて、理解した。

それから暴走したヌーアを止め、ブラードと添わせて……ウェルミィお嬢様を、お迎えした。

『あ、あなたが婆や?』

初めて出会った彼女は。

ウェルミィ・エルネストは……最初から、とても愛らしい少女だった。

プラチナブロンドの髪に、朱色の瞳。

手を後ろに組んで、もじもじと恥ずかしそうに、少し照れている様子で上目遣いをする彼女に、ライヴァはふんわりと微笑む。

『ええ、私が婆やですよ、ウェルミィお嬢様』

この家に来て、ライヴァは幸せだった。

イオーラお嬢様は大人しく聡明で、ウェルミィお嬢様は活発であどけない。

二人も娘を得たような、そんな気持ちだった。

側にいられないエイデスの分まで、愛情を注いだ。

『お二人は、大変に仲がよろしいですねぇ。良いことですねぇ』

エルネスト邸の中こそ、平和だったけれど。

ライヴァの体は、『語り部』の言葉通りに病魔に蝕まれ始めていた。

ーーー潮時ね。

〝夢見の一族〟に働きかけさせて、ゴルドレイだけでなくオレイアを、イオーラお嬢様とウェルミィお嬢様の側に揃えたライヴァは、ひっそりとエルネスト邸を去った。

そうして、最後の時を過ごす為に、イズィースの用意した屋敷に入ったライヴァは〝夢〟の中で『語り部』と話をする。

『どうしよう、どうしようかな。君までいなくなると、協力してくれる人が減っちゃうな』

「まだもう少し時間があるわね。色々、話を聞かせてくれる?」

『良いよ、良いとも!』

「ウェルミィお嬢様は、何処かの世界では破滅するの?」

『少し違う、違うかな? 人の為に破滅するような行動をするんだ。するんだけど、皆を助けて自分も助かるんだよ!』

「ウェルミィお嬢様が、エイデスも助けるのね?」

『そう、そうだよ! エイデスは【魔王】になったって助かるんだ! 彼女がエイデスの心を目覚めさせるんだ! ズルいよね! ズルいよ! 僕でもそれは出来るのに! でも【魔王】も救うのも僕じゃないんだよ!』

「そうね。なら、あなたもズルいことをしてしまえば良いんじゃないかしら?」

『どういうこと?』

「とても良い案を思いついたのよ。ウェルミィお嬢様が、ヒントを下さったの」

『何? 何? どんなこと?』

興味津々な『語り部』に、ライヴァはエルネスト夫人の話を説明し、ウェルミィお嬢様から聞いた 妙案(・・) を口にする。

「もう一人のウェルミィお嬢様を、別の世界から連れてきて、助けて貰うのはどうかしら?」

『ウェルミィを? もう一人?』

「ええ。魂だけなら、連れて来れるのではないかしら」

『無理だよ、無理だ。だってきっと僕の夢見は、【魔王】の力を使っているんだ。でも僕という『器』じゃ、僕一人しか無理なんだ』

「だから、よ」

ライヴァは小さく微笑む。

「エイデスも、ウェルミィお嬢様を好きになるのでしょう? そして彼女を失ったと思った時に、【魔王】になる……」

だから。

「『一緒にウェルミィお嬢様を助けて』と言えば、きっと【魔王】になっても話を聞いてくれるわ」

あの子は、ライヴァの気質を受け継いでしまった。

自信満々で、どこまでも突き進むアルガを、ライヴァが愛したように、きっと彼もウェルミィお嬢様を愛すのだろうから。

【魔王】になった瞬間に、ウェルミィお嬢様の為に自らを封印するような子に育つのだから。

「ウェルミィお嬢様が一人居れば、エイデスもイオーラお嬢様も救えるなら、二人居たら、きっと貴方まで救ってくれるわ。『貴方のウェルミィ』も、連れてきたら良いのよ」

『そうかな? そうかも、そうかもね!』

「ええ、エイデスの心を目覚めさせるくらいなら、貴方も出来るんでしょう?」

『分かった、そうするよ! そうするよ、ライヴァ!』

「ええ……そろそろ時間ね。さようなら、『語り部』」

素直で、時に残酷で。

けれど、憎めなかった。

まるでもう一人の息子のような、『語り部』。

「全てが終わる時、エイデスに伝えてくれる? 『侯爵位に在るのを望む故に、手放したの。愛していたわ。ーーーウェルミィお嬢様をお願いします』と。そしてお嬢様方に『婆やはいつでも、お嬢様方の幸せを願っていますよ』と」

『分かった、分かったよ! ちゃんと伝えるよ! さよなら、さよなら、ライヴァ! ありがとう!』

ーーー幸せ、だわ。きっと、これは。

世界は冷酷だけれど、それだけではない。

人の意志で何かを変えられる余地もまた、残されている。

アルガを失ったライヴァに、さらに三人の子を授けて、幸せを感じさせてくれるような、そんな世界だから。

きっと、やがて全てが上手く行くと、ライヴァはそう信じた。

そうして、死の境界を渡るライヴァに、何故か向こうから誰かが歩いてくるのが見えた気がした。

ーーー……?

『よう、相変わらず良い女だな、ライヴァ』

そこに、立っていたのは。

銀髪に、紫がかった青い瞳の、傲岸不遜な青年。

『アルガ……?』

『どうした、何か楽しそうな話をしてたじゃないか。腹黒で最高だな!』

ハハ、と笑う彼に……ライヴァの姿も変わる。

年老い、病に冒されて衰えていた体と魂が、彼の輝きに触れて、かつての瑞々しさを取り戻していく。

ライヴァは、彼を睨み付けた。

『貴方は、相変わらず口が悪くて最悪の男ね。私を嫁にしておいて、一人でさっさと死んで』

『だから、待っててやっただろう。楽しいことを、お前にも取っておいたんだぞ』

ニヤリと笑うアルガに、ライヴァは首を傾げる。

『死んでまで、何をするの?』

『ふざけた運命とやらを背負わせた女神の横っ面、一発ぶん殴りに行こうかと思ってな!』

『は?』

ライヴァはポカンとした。

だけど、アルガは楽しそうに。

『息子はまだまだ来れないだろう? 子どもに出来ないことを助けてやるのは、親の仕事だ。それに、女神の目が一瞬でも逸れれば、あいつらがクソみたいな運命とやらもその隙にぶち抜けるかもしれんしな』

相変わらず、意味が分からない。

けれどそう、確かに。

それは面白そうだった。

ライヴァは苦笑しながら、憎まれ口を叩く。

『……息子の為に? 育ててもいないくせに、よく言うわ』

『俺のせいじゃない。それに、お前も育てていないだろう。……が、それでもアイツは俺らの息子だ。そうだろう? ライヴァ』

『地獄に落とされるかもよ?』

『そうなったら、今度は邪悪とやらを玉座から引きずり下ろしてやれば良い』

アルガは、アルガだった。

どこまでも、自分が一番上だと思っている。

そんなところが、清々しい。

彼と一緒なら、地獄の底でも楽しいと思えるだろう。

『良いわ、行きましょう。私もやりたいと思ったから』

『はっは! ぶん殴りついでに、俺が天界とやらの天辺に座ってやろう!』

『それはやめておいた方が良いわよ。邪悪の方も殴り倒すだけで良いわ』

『何でだ?』

アルガが首を傾げるのに、ライヴァは腕を絡めながら片目を閉じる。

『それが終わったら、これから二人でゆっくりするのよ。昔みたいにね。……面倒なことは、女神達にやらせておけばいいわ』