作品タイトル不明
ぶふっ!!
今日もノック音が聞こえ目を覚まし、体を起こしのびをする。
「ふわぁぁぁぁ」
やっぱりベッドがふかふかだとよく寝れる!と思いながら周囲を見てみると昨日同様にシアとセレーヌさんの姿が見えないので今日も先に起きてリビングにいるのだろう。
そしてもう一度ノック音が聞こえたので私は口を開く。
「おきました、どうぞ」
私の言葉が聞こえたらしく扉が開きエスメラルダさんが部屋に入って来た。
「おはようございますリアさん」
「おはようエスメラルダさん、シア達はもうリビングに?」
「はい、リビングでお寛ぎになっております」
あ!やっぱり!毎日私だけがお寝坊さんだ!!早くリビングに行かねば!!と思い急いで身だしなみを整えてエスメラルダさんと一緒にリビングへと向かう。
私がリビングに行くとテリーさん、セレーナさん、シアの3人で話をしていて。シアが私がリビングに来た事に気がつき微笑みながら口を開く。
「起きたわねリア、まあ座りなさい」
「うん」
シアに言われて私がソファーに座ると私の前にエスメラルダさんが熱々の紅茶の入ったティーカップを置いてくれた。
私はそのティーカップを手に取り一口のむ。
私が紅茶を飲み始めたのを見たシアが口を開く。
「そういえばリア、明日リリア様とのお茶会があるから今日は身だしなみを整えるわよ」
「ぶふっ!!」
シアの『リリア様とのお茶会』宣言を聞き口に含んだ紅茶を思わず吹き出す。
「げほっ!!けふっ!」
変な所に紅茶が入った!!っていきなり何を言い出すのさシア!!
「いきなり何を言い出すのさ!!」
私はシアを睨みながらそう言うとシアが苦笑しながら口を開く。
「ほら、お母様と再会した時に『リリア様と後日会う』って約束してたでしょ?それが明日になったのよ」
・・・・・・・確かにそんな話になってたけど明日なんて早すぎませんか?って言うか・・・
「ねえシア、私は皇族が満足するような礼儀作法を身につけてないよ?失礼な事をして捕まるっての無いよね?」
2ヶ月かけて帝都に来て捕まるとか絶対に嫌だよ?と思ってそう聞いたらセレーナさんが微笑みながら口を開く。
「リリアはそんな事を気にする子じゃないわ、それにお茶会に参加するのは私とシアとアインちゃんだけよ」
へ?
「え?アインハルト兄さんも来るの?」
帝都に着いてから全然会ってないから忙しいのかと思ってたらまさかお茶会に参加するとは思ってなかった。
「まあでも知り合いだけでのお茶会でよかったよ」
知らない貴族が一杯居る所に連れて行かれたら私は逃げ出す自信がある!!そう思い私が腕を組んで考えてるとシアが口を開く。
「という事でさっきも言ったけど今日は一日身だしなみを整える為に使うわ、まずは髪を手入れをしに行くわよ」
「え?一応お風呂に入ってる時に髪は洗ってるから大丈夫じゃね?」
綺麗だと思うんだけど?と思ってるとシアが微笑みながらおでこがくっつくまで顔を近づけて口を開く。
「今日は髪、体、肌を整えますいいわね?」
「はい」
今日のシアはめっちゃ怖いです!!と思いながら私はシアと一緒に馬車に乗り込む。
「今日一日でリアを最高に可愛く仕上げるわよ」
・・・・・・・何でシアがそんなに張り切ってるの?おかしくね?