軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

気絶でもしたんでしょ!!

私は城を出て城下街へと向かいそのまま記憶に残ってるギルドを目指した。

「懐かしいね」

6年前と変わらない景色を見ながら進み、記憶通りの場所にギルドはあった。

私は外観を眺めた後に迷わずギルドに入る。

ちょうど昼過ぎでギルド内は閑散としており並ぶ事無く受付嬢と話す事が出来るようなので適当に気が向いた受付カウンターに歩を進めカウンターにいる受付嬢に声を掛ける。

「すいません」

私がそう声を掛けるとボブカットにしている美人さんが微笑みながら口を開く。

「いらっしゃいませ、ご依頼ですか?」

・・・・・・・何で受付嬢って美人しか居ないのかな?もしかして美人しか受付をやっちゃいけないって決まってるのかな?って違う!!

「あ。ごめん・・・私に指名依頼が入ってるはずなんだけど調べてもらえるかな?」

ギルドカードを差し出してそう言うと、受付嬢はギルドカードを受け取りギルドカードを見て驚いて立ち上がりカードと私を何度も見直してきた。

「ん?何かあった?」

私がそう言うと受付嬢が口を開く。

「えっと・・・フローリア・ランズさん?」

「そうだけど?」

私がそう言うと受付嬢は慌てて頭を下げた後口を開く。

「失礼しました!!すぐに調べてまいります!!」

受付嬢がそう言って奥へと走って行った。

「そんなに慌てなくてもいいのに」

走って行った受付嬢を見送り思わずそう言ってしまった。

受付嬢が戻って来るまで待っていようと受付カウンター近くに設置してある椅子に座りボケーっとしているとちょっとふくよかな30代っぽいの男性と、ひょろっとした20代っぽい男性がニヤニヤしながら私の前に立ち口を開く。

「お嬢ちゃん依頼に来たのかな?何だったら俺達が格安で受けてやるぜ?まあ安くする分、別の事を要求するけどな」

「お互い楽しもうぜ!クククク!!」

・・・・・・・・・これはナンパって奴かな?

「なんか言えよお嬢ちゃん?大丈夫俺達は優しいぜ?」

「クククク!!」

私は溜息をつき右手を前に向けて口を開く。

「【エアバースト】」

威力を抑えて目の前の男共に【エアバースト】を放ち男共を【エアバースト】で壁まで吹き飛ばしたのを見てもう一度ため息をつく。

「お待たせし・・・・って何事!!!」

男共が壁に激突したと同時に依頼の確認をしに行った受付嬢が戻って来て驚いたように壁に激突した男共を見て固まっていた。

そんな受付嬢を見て私は口を開く。

「指名依頼はどうだった?」

私がそう言葉を掛けると受付嬢が現実に戻って来て慌てて口を開く。

「確かにフローリア様に魔術師団より依頼が入っておりました」

さすがオリアニアさん仕事が早い、依頼がしっかりとギルドに出されてる。

「なら受けるから手続きをお願いしていいかな?」

「畏まりました」

私のお願いを聞いた受付嬢が手続きをしてくれて5分もしないで手続きを終えて受付嬢が口を開く。

「ギルドカードをお返しします、依頼の内容ですが『1ヶ月後に遺跡調査の同行』です」

「わかった」

調査は1ヶ月後ね!了解!!

「それと・・・・・あれはどうしたのです?」

受付嬢壁に激突したまま動かない男共を見ながらそう聞いて来たから私は苦笑しながら口を開く。

「絡まれたから吹き飛ばしたんだよ。大丈夫、殺しちゃいないよ」

壁に激突した時に気絶でもしたんでしょ!!・・・・・・・・・・・・・・・・死んでないよね?