軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

めちゃ気になるんだけど!!

「それではこのまま見張り組は警戒を、その他は少しでも睡眠をとってくれ」

アインハルト兄さんがミーティングの終わりにそう言うと其々が頷き離れていき、私、シア、アインハルト兄さんが残り、アインハルト兄さんが私に視線を向けて口を開く。

「リア、1つ聞きたいんだけどいいかな?」

「うん」

アインハルト兄さんの言葉に頷いた私にアインハルト兄さんが話を続ける。

「まだ来ると思うかい?」

「来るでしょ」

「その根拠は?」

私の返事にシアまで真剣な顔で私を見る。

「今回のキルアスキルの指揮官はかなり慎重な奴なんでしょ?だったら失敗した時の事も考えてるでしょ?」

私がそう言うとアインハルト兄さんとシアは見つめ合い頷き合った後に微笑む。

「ん?どうしたの?当たり前の事しか言ってないと思うんだけど?」

私がそう言うとシアが苦笑しながら口を開く。

「普通の考えを持つ人は指揮官の性格まで考えないわ」

アインハルト兄さんもシアの言葉に頷き口を開く。

「リアの考え方は上に立つ者の考え方に近いと思うよ。それは覚えておいた方がいい」

「え?別にそんなふうに考えた事は無かったんだけどな」

普通に考えればわかる事だよね?と思いそう言うとシアが微笑みながら口を開く。

「貴女はそれでいいのよ」

「それって褒めてるの?そうは思えないんだけど」

「もちろん褒めてるのよ」

何でそんなに嬉しそうにしてるのさ?意味が分からないんだけど?

「でさ・・シア?少し考えがあるんだけど聞いてくれない?」

私がそう言うとシアが首を傾げて口を開く。

「何かいい事でも考えたの?」

「まあ考え方によってはそうだね・・・私が考えたのは・・・」

ふとした思い付きをシアに説明するとシアが真剣な顔でアインハルト兄さんに視線をむけ、その視線を受けてアインハルト兄さんも頷く。

「リアの作戦を採用するわ」

どうやら私の思い付きが採用されたようだ。

私達は襲撃の後始末をし終えた後に、警戒を見張り班に任せ、他の人達は眠る事にした。

そしてその日はもう種撃を受ける事も無く夜は過ぎた。

「では出発する!昨日襲撃を受けたから今後は進行中の警戒も強化してくれ!!」

野宿の後始末を終え、シアの言葉で私達はウルミアへの旅路へと馬車を走らせる。

そして私達はその後一週間襲撃を受ける事も無く旅をする事が出来ていた。

馬車の窓から空を見上げながらボケーっとしている私を見てシアが口を開く。

「ねえリア」

「ん?何かあった?」

シアに声を掛けられてシアの方を見ると、シアが真剣な顔で私を見ていたので何かあったのかと思い、首を傾げてそう聞いたらシアが首を左右に振り口を開く。

「違うけど真面目な話よ」

それを聞き私はシアの方をきちんとみてシアの話を聞くことにした。

「本当に魔術師団に入る気は無い?貴女ならすぐにでも部隊長にもなれる実力があるのよ」

私はそれを聞き首を左右に振り口を開く。

「その気は無いよ。まだまだ研究したい事が沢山あるし、あの街・・・・アグリが気に入ったんだよ。だから魔術師団には入らないよ」

それを聞いたシアが口を開く。

「はぁぁぁぁ・・・やっぱり無理かぁ・・・・なら頑張ってオリアニア様を説得してね」

「説得って・・・・私はただ断りに行くだけだよ?え?そんなに厄介なの?」

・・・・・・・・・何で視線を逸らすのシア?めちゃ気になるんだけど!!