軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

始めるよ!!

ユリシーズからかなり離れた森の中でユリシーズ方面へと馬の引く荷台を守るように進んでいた20人位の荒くれ者達の前に立ちにユリアンが腕を組み口を開く。

「お前等!!その荷物は私達が貰う!!命が惜しければ荷物を置いて何処かに行きな!!そうすれば殺しはしない!!私達は優しいからな!!」

・・・・・・・・・ノリノリですねユリアン!さっきまであまり乗り気じゃなかったよね?なのに何でそんなに様になってるの?もしかして誰かを襲った事があるの?と内心思っていたらユリアンが私をチラッと見た後に一番近い男に一瞬で接近しぶん殴った後に口を開く。

「もう一度言うわ、荷物を置いて去りなさい!あんなふうになりたくはないでしょ?」

ぶん殴られて吹き飛んで動かなくなった男を見ながらそう言うと残りの男共は一斉に武器を手に取りユリアンや少し離れた場所にいた私達に向かって襲い掛かって来た。

「舐めるなぁ!!死ねやぁ!!」

と言う言葉と共に。

「ふう・・・・」

戦いが始まって約20分無事に戦闘は終わり私達に戦いを挑んできた盗賊達は全員虫の息で動かない状態・・・そして私達は無傷での完全勝利となった。

「ううう・・・・助けてくれ・・・・」

血を流して倒れてる男が私に視線を向けてそう言って来たので私が口を開こうとしたらユリアンが私の前に立ち口を開く。

「話を聞かせてくれれば助けてあげる、何故彼方達はユリシーズに行こうと思ってたの?」

そうユリアンが聞くと声を掛けてきた男が絞り出すように話をし始めた。

「俺達はここから少し離れた場所で活動してたんだ・・・でもついこの前活動資金をくれたキルアスキルのメンバーが来て『これから国盗りをする、活躍すれば幹部に取り立てる』と話が来て・・・・その話に乗る為にユリシーズに向かってたんだ」

つまりキルアスキルは帝国に喧嘩を売る為に盗賊達を兵隊として使う為に声をかけまくってるって事?だから大勢怪しい連中がユリシーズに出入りしてたんだ。

「ふう・・・・これで準備は終わったわね」

賊達を倒し賊達の持っている荷物の確認とそれを使ってどう侵入するかを考えてそれの用意をし終わってユリアンがそう呟く。

「しかし大丈夫なのですか?お三方はそんな場所に入って」

盗賊からはぎ取った汚い服を着たベッツさんが心配そうにそう言って来たので私は頷く。

「荷物が多いから私とユリアンとディアナが横になって【防御結界】を張りその上に荷物を乗せれば大丈夫だと思うよ?調べたとしても一番下までは調べないでしょ」

【防御結界】を張れば怪我もしなくて済むし隠れられるからいい作戦だと思うんだよね。

「ディアナやユリアンが盗賊の真似をしても怪しまれるけど男性が盗賊の真似をすればあまり疑われないと思うしね」

ディアナとユリアンの場合見た目もいいから難癖付けられてどこかに連れて行かれて・・・・・っていう可能性もあるしね。

「ったく・・・よく思いつくわね」

呆れたようにそう言って来るユリアンに私は苦笑する。

「ユリアンだってこれくらいは思いつくでしょ?」

そう言うとユリアンが苦笑する。

「私はリア程変な作戦・・・意外性のある策は思いつかないわよ」

言い直したけどそれ褒めてないよね?とジト目で見ていたらユリアンが視線を逸らしてわざと『ごほん!』と咳をしてから真剣な顔になりく全員を見て口を開く。

「これからリアの作戦通り動くことなります、これから何が起こるか分からないので何かあったら其々の考えで動いてください、それと今更いうのもどうかと思いますが皆無事にユリシーズを出るとを出る事をと願っています、それじゃあ始めましょう」

さあ!『盗賊達を騙し荷物に紛れて侵入作戦』を始めるよ!!