軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

これに関しては外れてくれてよかったよ!!

「なにも無かったよ、って言うか別れる時に言ったけど部屋を出てないからね」

その言葉にユリアンが真剣な顔で話を続ける。

「街の雰囲気がおかしかったから情報を得ようと思ってここに来る道すがらは住人に話を聞こうと思ったけどあまり話を聞けなかったのよ・・・・聞けたのは参考にならないような事ばかりだったの」

ユリアンの言葉に私は口を開く。

「近くのダンジョンがスタンピードを起こしたとかではないの?」

私がそう聞くとユリアンが真剣な顔で首を左右に振り口を開く。

「ギルドにも行ったけどギルドにそんな報告は来ていなかったわ」

私の考えすぎだったようだね、これに関しては外れてくれてよかったよ!!

「そっか、でも早々に物資補給してこの街を出た方が良いかも知れないね」

スタンピードでもないのにこの雰囲気・・・・なんか嫌な感じがするんだよねと思っているとユリアンが真剣な顔で頷く。

「私も同意見よ、考えすぎと言われようともこの街は出るべきよ」

此処でのんびりするよりもグランパルスでのんびりする予報が身も心も休まると思う、だから早々にここを出てグランパルスへと向かいたい。

「でもさすがに食料品を買わないと旅が出来ないから3日は滞在するしかないんだけどね」

私はその言葉に苦笑するしかなかった。

「では予定通りグランパルスへ向います」

ユリシーズで3日間過ごし何事も無く私蜂はユリシーズを出る事が出来た。

そして馬車に乗り進み街が見えなくなった所でユリアンが真剣な顔で口を開く。

「考えすぎだったかしら?」

その言葉に私は首を左右に振り口を開く。

「何も起きなかった事を喜ぶべきだよ、それにまだ『何も起きなかった』って言うのは早いじゃん」

グランパルスへ入るまでは何かが起きるか可能性もあるんだし。

「そうね」

ユリアンが納得したように頷く。

本当に何も起きなければいいなぁ・・・・私は馬車の中の設置される窓から空を見上げながらそう思った。

そして私達は魔物に襲われる事はあっても盗賊に襲われる事も無くグランパルスまであと半日という所まで進む事が出来た。

「ねえリア・・・おかしいとお思わない?」

魔物と戦った後に休憩を取っていると目の前で紅茶を飲んでいたユリアンが真剣な顔で私を見ながらそう声を掛けてきたので私は首を傾げる。

「おかしいって何が?」

此処まで怪我人が出る事も無く旅が出来てるのに何がおかしいのかが分からずに首を傾げているとユリアンが話を続ける。

「ユリシーズから此処まで・・・魔物に襲われる事はあっても盗賊に襲われる事は無かったわ・・・・グランパルスからユリシーズへ行く時はかなり襲われたのに」

「・・・・言われてみれば確かに!でもそれは偶々なんじゃないの?」

もしくは活発化している盗賊達が通常活動に戻ったとかかもしれない。

「まあ考えすぎかもしれないけどね」

何の確証も無いからかユリアンが苦笑しながらそう言った後に立ち上がり周囲を見回した後に口を開く。

「そろそろ出発しましょう!グランパルスまであと少しですからもう少しだけ頑張りましょう!!」

私達は頷き其々が出現の用意をし始めて全員の用意が済んでから私達は再び馬車を走らせた。