作品タイトル不明
貯金から出すよ!!
ライラさんと話をしてて思い出した事があってライラさんとその話をする事にした。
「ねえライラさん、クレアの事なんだけど」
わたしがそう言うとライラさんが首を傾げて口を開く。
「あの子が何かやったの?」
「違うんだよ『何かやった』って訳じゃなくて『何でもやってくれる』んだよね、食事を持って来てくれる時に掃除をしてくれたりして悪いと思ってやらなくていいって言ってるんだけど『好きでやってるから気にしないで』って言ってね、掃除をしてくれるんだ」
私の話を聞いたライラさんが真剣な顔のまま口を開く。
「ねえリアちゃん、貴女は毎月私に50万リエン払ってくれるわよね」
「うん、だって毎日料理を作って運んでくれてるんだからお金は払わないとね」
それは当然の事だよね?
「あのねリアちゃん?この条件で50万リエンはもらい過ぎなのよ?だいたい10万リエンでももらいすぎかしら?・・・・・それをクレアもわかってるからお礼の意味も込めて家事や掃除をやってるの、だからあの子の好きなようにやらせてあげてくれないかしら?」
わたしはそう言われて首を傾げて口を開く。
「え?でもライラさんの料理にはその価値はあると私が思うんだから気にしなくていいのに、これからもその金額を渡すつもりだし」
そう言うとライラさんが微笑み口を開く。
「私の料理を認めてくれてありがとう。私としては毎月7万リエンでいいと思ってるんだけど」
私はその言葉に首を左右に振り口を開く。
「さっきも言ったけどずっと50万リエン渡し続けるよ?ライラさんの料理はもっと他の人にも『美味しい』って知られてもいい料理なんだ。ねえライラさんいっそ【癒しの風】の他に料理屋やってみない?資金は私が出すよ?」
さっきまた大金を得たばかりでそれを使っても良いし、足りなければ貯金から出すよ!!
「人手が足りないから無理ね。だから私の料理を食べたければ【癒しの風】に来てくれればいいの」
うーん、良い考えだと思ったんだけどなぁ。
「それでリアちゃん、貴女が帝都に行く時にここに寄って家の鍵を置いていってくれればいいわ」
ライラさんがそう言ったので私は頷き口を開く。
「多分早くて一週間後・・・遅くても1ヶ月以内には帝都に行く事になるから出かける前に顔を出すよ」
もし考えた通りオーガエンペラーのせいで活性化が起こったのなら、多分一週間以内には活性化は終わるはずだから探索者達をすぐにでも雇う事が出来るはず!なので多分それくらいで帝都に行く事になると思う。
「わかったわ、クレアにも言っておくわ」
「うん、さて・・・そろそろ家に帰るよ、御馳走様でした」
「はい、気をつけて帰ってね」
わたしはライラさんに見送られ店を出て家へと戻った。
家に着き、一息ついた後にシアとアインハルト兄さんが来るまで研究の続きをしようと研究室に籠り、資料を読みながら考えているとノック音が聞こえた後シアの声が聞こえたので玄関まで行き鍵を開けて口を開く。
「入っていいよ」
私がそう言うとすぐにドアが開きシアとアインハルト兄さんが視線に入る。
「どうぞ」
私がそう言うと2人は微笑んだ後に家にはいって来た。
リビングで2人にはソファーに座ってもらい、向かい側に私が座るとシアが微笑みながら口を開く。
「リア、今日は本当にありがとう」
シアはそう言って頭を下げて来た。