軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

迎撃するだけのお仕事なんです!!

早々に街を出ると決めてから3日後・・・私達はユリシーズを出て遺跡がある場所へと向かい馬車を走らせていた。

滞在中は何も起きずに過ごす事が出来たが警戒するに越したとこは無いし、何も起きなくてもそれでいいって感じで全員も納得している。

「んで?遺跡まではどれ位掛かるの?」

馬車の中で向かい側に座るユリアンにそう聞くとユリアンが少し考えたから口を開く。

「約1週間ね」

ふむ・・・まあのんびりといこうかな?と思っていたら『盗賊だ!』とムーラさんが大声で行って来たので私はニーズヘッグをつまみ外へと出る。

「ユリシーズを出て1時間しか経ってないのにもう盗賊が出て来るなんて!!」

ユリアンがそうブツブツ言いながら襲い掛かって来る盗賊をぶん殴る。

「少しイライラしているから八つ当た・・・・相手をしてもらうわよ!!」

・・・・・うん・・・・この調査隊の部隊長になっていろいろストレスが溜まってたんだねユリアン・・・・何も言わないから思う存分暴れていいよ!!

それから10分後・・・盗賊との戦闘は終わりを告げた。

「警戒班と収拾班に分かれて作業をするぞ!!」

戦い終わったムーアさんがそう言った後に作業を始めその作業を背にすっきり顔のユリアンが私達の所まで歩いてきて口を開く。

「少し休憩を取りましょう」

作業が終わるまで何もする事が無いのでティータイムをする事になった。

「街を出て1時間で襲われるとは思わなかったわ、盗賊達が活発化しているって事かしらね」

紅茶を飲みながらユリアンがそう言って来たので私も頷く。

「その可能性が高いね、それとユリシーズを見た感じもしかしたらユリシーズの衛兵達がの動きが悪いのかもね」

街全体がぎすぎすしてても衛兵達は何もしいない感じだったからもしかしたら街の周辺の見回りとかしていないのかもしれないね。

「ああ・・・・その可能性もあるのね・・・だからそこまで離れてないのに襲われる・・・なんか物凄くありそうね」

ユリアンが顔を顰めながらそう言った後に一気に紅茶を仰ぐ。

「ふう・・・あ!作業が終わったみたいね。少し休むように言ってくるわ」

ユリアンがそういって席を立ちムーアさんが達の集まっている方へと歩いて行った。

「ディアナ、少し手伝って」

私も席を立ちムーアさん達が集まっている場所へと歩いて行きムーアさんと話しているユリアンに視線を向けて口を開く。

「作業していた人と警戒をしていた人達は休憩していて、見張りは私とディアナとティファとミーティアでやるから」

さっきまで休憩してたんだから見張りくらいはしておかなきゃね!!

「いいの?」

ユリアンがそう言って聞いたので私は頷き口を開く。

「さっきまで休憩してたんだから交代するべきでしょ?って事でムーアさん達は休憩してて」

まあ見張りと言っても馬車の御者席に座って周囲の警戒をしているだけなんだけどね!しかも!!敵が来た時にいち早く気がつくのはティファとミーティアなんだよね!私は襲撃された時に迎撃するだけのお仕事なんです!!

まあ当然のことながら盗賊や魔物に襲われる事も無く休憩時間は終わり私達は再び馬車を走らせた。

「今日は此処まで!!各自野営の準備を!!」

盗賊に襲われた後はもう盗賊や魔物に襲われる事も無く野営が出来そうな場所を見つけ野営の準備をし始める。

「今日はもうのんびりしたいわね」

あ!それは言っちゃいけない言葉だよディアナ!!!

「魔物が来たぞ!油断するな!!」

ほらね!!この魔物の襲撃はディアナのせいだよ!!