作品タイトル不明
頼りにしてるんだよ私は!!
私が初めに調査の場所として選んだ建物は石作りの平屋・・・独り暮らしに向いているような大きさの建物だ。
家に入り周囲を見渡すと生活必需品などは一切残っておらず物悲しい雰囲気を漂わせていた。
「さてと・・・・ティファ、ミーティア、ディアナ、気になる事があったら教えてね?それじゃあ調べようか」
私はそう言った後にとりあえず床を調べてみようとしゃがみこみ変な場所が無いかと調べてみる。
「うーん」
何処にでもある石作りの床だ・・・変な所は・・・無いようにおもうけど・・・とそんな感じで建物全体を調べたけど何も見つける事は出来なかった。
「ほらほら落ち込まない」
何も見つけられない事で落ち込んでしまったティファとミーティアを慰めながらそう言うと何故か更に落ち込み始める。
「次!!ほら次の建物で何か見つかるかもしれないから!!頼りにしてるんだよ私は!!」
ティファとミーティアを撫でまわしながらそう声を掛け続けてやっとティファとミーティアは立ち直ったのか尻尾をブンブン振って私を見上げてきた。
「うんうん・・・・それじゃあ次の建物に行こうか」
次の建物で何か見つかって欲しい!ティファとミーティアの機嫌の為にも!!お願いします!!と思いながら私達は調べた建物を出て隣の似たような大きさの建物へと入る。
「さあ探そうか!」
私達はさっきの建物と同じような内装の建物を調べ始めた。
それから暫くその家を調べたけど何も見つる事が出来なかった・・・・・そして今・・・何も見つけられずに落ち込むティファとミーティアを慰めていた。
「ほら・・・まだ調査は始まったばかりだから!ね?」
ティファとミーティアを慰めていたらユリアンが部屋に入って来て私を見て呆れた顔で口を開く。
「何をやってるのよリア?」
ユリアンは私が調査をせずにサボっていると思ったみたいでそう声を掛けてきたので私はティファ達を撫でまわすのをやめず口を開く。
「2軒調べたけど何も見つけられなかったんだ、それでティファ達が落ち込んじゃってね」
私の言葉に納得したのかユリアンが真剣な顔で口を開く。
「今日は初日だからそんなに気にしないでね?ティファとミーティアを頼りにしているんだから」
「だってさ?もちろん私もディアナもティファ達を頼りにしてるんだ、だから頑張ってね」
そう言いながら撫でていると判った!!と言わんばかりに『ウミャ!!』と鳴きミーティアもそんなティファの姿を見て『ガゥ!!』と言った後に私に甘えてくる。
ユリアンがそんな私達を見て微笑みながら口を開く。
「今日の調査はここまでにしましょう、拠点で食事の用意をしてもらっているから食べに行きましょう」
どうやらその事を伝える為にここに来たらしい。
「そっか、ほらティファ達もお腹が減ったでしょ?ご飯を食べに行こう」
そう言いながら立ち上がるとティファとミーティアもお腹がすいているのか其々が鳴き私の後ろからついて来てそのまま建物を出た。
「お疲れ様ですリアお姉さん」
拠点として使っている建物に入ると先に来ていたリッカちゃんが笑顔でそう声を掛けてきてくれたので私も微笑みながら口を開く。
「お疲れリッカちゃん、どう?何か見つけた?」
リッカちゃんが私の問いに少し悲しそうな顔で首を左右に振り口を開く。
「ごめんなさいリアお姉さん・・・何も見つけられませんでした」
あああ!お願いだからそんな悲しい顔をしないでリッカちゃん!!