作品タイトル不明
言い方悪っ!!
驚く2人を見て驚いているとユリアンが我に返り真剣な顔で口を開く。
「リア・・・1つ聞きたいけどオリアニア様ってどれくらいの強さか知ってる?」
ん?何その質問?と思いながら少し考えてから口を開く。
「帝国でも上位の魔術師でしょ?」
そう言うとユリアンが深い溜息をつく。
「あのねリア?オリアニア様はこの大陸でも5本の指に入るほどの強さを持つ魔術師なの、そして帝国最強でもあるわ」
・・・・・あれ?強いとは思ってたけどそんなに強かったんだオリアニアさん?
「歴代最強の魔術師団長とも言われているわ」
追加の情報に更に驚く。
「あれ?私勝っちゃったよ?」
今更だけど【無詠唱】ってかなり凄いんだねぇ・・・・【無詠唱】のお陰で勝てたようなものだからねぇ・・・・と思っているとディアナが溜息をつく。
「だからオリアニア様に勝った貴女が帝国最強って言ったじゃない」
ああそう言う事ね!オリアニアさんに勝っちゃったからそう言われてるって事ね・・・納得!!
「でもなぁ・・・・・・」
そう言ってくれるのは嬉しいんだけど素直に喜べないんだよね・・・・と思っているとディアナが不思議そうな顔で首を傾げる。
「どうしたのリア?微妙な顔してるけど?」
私はその言葉に苦笑する。
「だってついこの間私より強い人とやりあって子ども扱いされてたんだよ?しかも向こうは戦う気も無い・・・・ね」
あの執事さんには手も足も出ない状態なのに『帝国最強』とかもう笑い話にしかならないと思うんだよね。
「ああ・・・・・確かに言われてみればそうね」
ディアナが納得したように頷きその隣でユリアンが何とも言えないような顔になる。
「あの人達と会う前だったら少しは喜べたかもしれないけど今は喜べないよ」
私の言葉に2人は納得したように頷いてくれた。
「で?なんの話だったっけ?」
私がそう言うとディアナが少し考えて口を開く。
「私がリアの事を頼りにしているって話から貴女が最強って話になったのよ」
「ああ」
確かにそんな話をしていた!!
「まあ私も出来るだけの事はするよ、その為にこの調査隊に参加してるんだし」
私の言葉にユリアンが微笑みながら口を開く。
「リアは十分やってくれてるわ、グランパルスの遺跡は壊されたけどリアとティファの協力がなきゃ見つからなかったものよ?貴女は貴女のしたい事をすればいいの、そうすればいい結果が出るから」
・・・・そうだね・・・うん!
「わかったよ!私のやりたい事・・・・つまり魔法の研究だね!!」
「「ハイハイ」」
ディアナとユリアンの反応が酷いんですけど!!
「それじゃあいつも通りの順番で見張りと睡眠を取りましょう!!」
その日の夜は魔物や盗賊や魔物に襲われる事も無く過ごす事が出来た。
グランパルスを出て約2月・・・・魔物に襲われる事は合ったけど盗賊に襲われる事も無く次の目的地であるサールンまで進む事が出来た。
「あれ?そんなに賑わってるって感じじゃないね」
入場門をくぐり街の中を見てそう呟くとユリアンが口を開く。
「ここら辺は珍しい場所や特産物も無いから・・・悪く言えば『過疎化が進んでいる田舎』なのよ」
言い方悪っ!!まあこういう所を見ちゃうと何とも言えないんだけど。