作品タイトル不明
記憶にございません!!
ユリアンの説明に少し考えてからユリアンを部屋に招き入れる。
「まあここじゃなんだから部屋に入って」
「うん」
部屋に入り向き合うように座るとユリアンに視線を向ける。
「私も詰め所に行った方が良い?」
その言葉にユリアンが不思議そうな顔で見てきたので私は話を続ける。
「ディアナも事情説明の為に詰め所に行ってるんでしょ?私も行った方が良いのかな?と思ってさ」
そう言うとユリアンが笑い出す。
「ああ!ディアナが詰め所に行ったのは私以外にも話を聞いてみたいっ言われたからディアナに頼んだのよ、たぶんディアナに話を聞いてそれで終わりだと思う」
全員が事情聴取される訳じゃなかったんだね、良かった・・・・・衛兵達のいる詰め所に行くのがめんどく・・・・ここから少し遠いからね。
「領主様から苦笑されたわ」
行かなくてもいいと安心しているとユリアンが溜息交じりにそう言って来たので私は首を傾げる。
「ん?どうして?何かあったの?」
そう言うとユリアンが苦笑する。
「一応今回の事を報告しておいたのよ、衛兵達がやる事を私達が勝手にやった事になるから・・・・そして報告したら『犯罪者だから同情はしないが哀れだな』だそうよ」
え?何で哀れなの?
「え?あの人達は魔術師界の技術進歩の為に協力してくれたんだよ?むしろ『誇れ』といってもいいんじゃないの?」
彼等の協力のお陰で前から気になっていた様々な事を検証する事が出来たのだ、私としてはあの人達に物凄く感謝している。
「・・・・・『協力』・・・・ね・・・あいつ等最後のほうには『もうやめてくれ』って泣きながら頼んでたけど?」
ユリアンがジト目でそう言って来たけど私は首を傾げる。
「え?気のせいじゃない?」
記憶にございません!!
「まあいいけど・・・それで今回の旅に一緒に行ってくれた人達には申し訳ないけど予定通りに動く事になるわ」
「わかってるよ」
『予定通り』って言うのはグランパルスに一週間ほど留まり次の遺跡・・・・サールンへと行く事になっている。
サールンはグランパルスから約2月の位置にある街だ。
「つまり後2日後にこの街を出るって事だね」
「その通りよ、無理をさせるようで悪いわね」
ユリアンが追う言って頭を下げてきたけど私は首を左右に振り口を開く。
「別に気にしなくていいよ?むしろ今日出発でもいいくらいだから」
早く次のサールンの遺跡を早く調べてみたいってい思ってるくらいだからね!!
「貴女らしいわね・・・という事であと2日はゆっくりとしてね」
「わかったよ」
私その言葉に頷き足元で寛ぐティファとミーティアに視線を向ける。
「てことでティファとミーティアもゆっくりと・・・あ!この機会に『ティファアトミック』と『ミーティア流星拳』をしっかりと体得しようね」
いざって時のために手札を多くしておいた方が良いのは私だけじゃなくてティファやミーティアも一緒だからね!!
「だからリア・・・それってただの猫パンチだってば」
呆れたように言って来るユリアンを見て私は首を左右に振り口を開く。
「全然ん違うよ!!『ティファアトミック』と『ミーティア流星拳』のほうが威力が強いんだよ!!」
そこを間違ったら駄目だよユリアン!!