軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

閑話 盗賊との戦闘

私は茂みに向かって走って行くティファとミーティアを追いかけるように茂みへと剣を握りしめながら向かった。

茂みを越えると12人の男共がいてそのうちの2人の男の腕にティファとミーティアがかみついているのが見えた。

「アーチャーを任せていいユリアン?私はあの男共を相手にするから」

一緒について来たユリアンにそう言うとユリアンが真剣な顔で頷く。

「分ったわ、でも一人くらいは生かしておいてね?」

「わかってる」

そう言いながら私が動きその後すぐにユリアンも動き始める。

まずはティファとミーティアが嚙みついている2人の男を無力化しようと走り寄り切りつける。

私が切り掛かったのを見て噛みつかれていない左手で剣を持ち応戦しようとして来たけどすぐさまその剣を弾きがら空きになった腹部にボディーブローを入れて無力化しミーティアが嚙みついている男にも同じようにボディーブローを入れて無力化する。

「あ」

2人の相手をした事で賊3人がリア達のいる方向へと逃げて行ったのを見て追いかけようかと思ったけどあの3人はリア達に任せて残りの男共の相手をする事にした。

「まさか襲う前に気がつかれるとは思わなかったぜ」

残った男共の中でも強そうな男がそう言って来たので私はニヤリとしながら口を開く。

「私達には物凄くいい耳といい鼻を持った仲間がいるから襲撃なんてできないのよ」

私の言葉にその男は私の足元で威嚇するティファとミーティアを見て納得の顔をする。

「まあでもこれまでだ」

そう言いながら剣を握り私に向かって踏み込む賊の一撃を避けて更に話を続ける。

「確かにこれまでね、降伏しなさいな・・・そうすれば怪我はしなくて済むわよ?」

「はん!今の一撃を偶然躱したからって良い気になるな!これからが本気だからな!!」

どうやら今躱した事が偶然だと思っているらしい・・・・あれ?私ってそんなに弱く見えるのかしら?

「元Aランカーの俺が優しくしているうちにそっちこそ降伏しろ、そうすれば優しく可愛がってやる」

流石盗賊をしてるだけあってゲスね・・・・・ん?今『元Aランカー』って言った?

「ねえ今貴方・・・Aランカーって言った?」

私が驚きながらそう聞くとゲスがニヤリとして頷く。

「ああ言ったぜ?俺は元Aランカーだ」

え?そんなに強くなさそうなんだけど?あ!アグリに居るAランカーを見てきたからそう思うのかな?アグリに居るAランカーって本当に強いからなぁ・・・・

「ほら早く『どうか助けてくださいブラフ様』って言って助けを請えよ!」

あの男ブラフって言うのね・・・あ!良い事思い付いた!!

「ねえ貴方がここら辺で活動しているオバーカ盗賊団なの?」

何故か向こうが勝った気でいるから色んな事を聞けそうだからそう聞いてみた。

「は?オバーカ盗賊団?んな訳ないだろう?あんな間抜けな連中と一緒にしないでくれ!覚えておけ!!俺達はブラフ盗賊団!これからこの辺り全てを支配下する盗賊団だ!!」

あれ?オバーカ盗賊団じゃなかった?え?別の盗賊団?

「さてお前はかなりいい見た目をしてるからな楽しませろよ?」

ニヤニヤしながらそう言って来たので私は微笑みながら頷く。

「ええ・・・しっかりと楽しませてあげるわ・・・とその前に・・・ユリアン?そろそろいいかしら?」

ブラフを見ながらそういうと少し離れた場所にあるかなり大きな木の上のほうからユリアンが飛び降りてきた。