軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

恥ずかしがるリッカちゃんも可愛いね!!

囮作戦を決めてから2日後・・・私達はこの前調べた遺跡に向かって6人乗りの馬車を走らせていた。

馬車の中には私、ディアナ、ユリアン、ティファ、ミーティア・・・そして御者が座る席にはムーアさんとラッツさんが座っている。

「さて・・・来るかしらね?」

馬車の中から扉に取り付けられた窓を見ながらそう呟くユリアンに私は苦笑する。

「別に出て来なくてもいいけど・・・あ!」

私がある事を思い付き『あ!』と口にしたら馬車内の全員からの視線を受ける。

「何か思いついたのリア?言ってみて」

ユリアンが真剣な顔でそう言って来たので溜息をつきながら口を開く。

「これはあまり現実的な話じゃないよ?」

私がそう言うと全員が頷いたので話を続ける。

「噂・・・というか『盗賊が出て欲しい』とか『盗賊が出てきたら危ない』とか言いまくるんだよ」

「「「は?」」」

全員が私の事を『何言ってんのコイツ』って目で見てきたので更に溜息をつき話を続ける。

「ほらこれまでユリアンが言った事が本当におきてたでしょ?だから皆で盗賊の事を話しに出す」

つーか何処に居るか分からない相手を探すとか無理だから!!向こういから来てもらうしかないんだよ!!

「・・・・早く出てこないかしらオバーカ盗賊団」

なんで棒読みなのユリアン?

「そうですね、でも出て来られても困るでしょう」

・・・・だからなんで棒読みなのディアナ?

「出て来られたら怖いです」

・・・・・・・リッカちゃん噛んで顔を赤くして棒読みをするの?恥ずかしいのかな?でも恥ずかしがるリッカちゃんも可愛いね!!

「そうだね、この旅で盗賊なんか出ない方が良いよね」

「・・・・・・・・リア・・・・・なんで棒読みなの?」

ユリアンの言葉にあれ?と首を傾げているとそれを見た皆が笑い出す。

「皆だって変わらないじゃん!!」

そう言うと更に笑われた・・・納得できない!!

「今日は此処で野営します」

馬車を止めてムーアさんがそう声をかけて来たので其々野営の準備を始め用意が終ったら私達は夕食を作り皆で食べる。

「結局来なかったわね」

食事を取りながらそう呟くユリアンに私は苦笑する。

「まだ明日もあるし帰り道もあるからそう言うのはまだ早いと思うよ?」

その言葉にディアナも口を開く。

「それにまだ夜がある、もしかしたら夜襲されるかもしれないから油断は禁物よ」

「確かにそうね、それじゃあ見張りの順番を決めましょう」

ユリアンの言葉に見張りの順番に関して話し合い一番手が私とムーアさん、2番手がユリアンとディアナ、3番手がラッツさんとリッカちゃんとなった。

「えー私リッカちゃんと一緒が良かったんだけど」

決まった後にそう言うとユリアンが苦笑する。

「騎士と魔術師で組む事にしたんだから仕方ないでしょ?諦めなさい」

「あい」

そう言われれば諦めるしかないよね。

食事を終えて眠る時間となり一番手の私とムーアさんが焚火を囲むように座りそれを見たユリアンが微笑みながら口を開く。

「それじゃあ見張りをよろしくね」

その後にディアナも微笑み口を開く。

「何かあったら起こしなさいよリア?それじゃあお休み」

其々から言われ私は頷く。

「うん、お休み」

私の言葉を聞き其々のテントへと入って行った。

リッカちゃん?ご飯を食べてすぐ眠くなったらしくて早々に寝てしまったよ。