軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

出てくるとは思わなかったよ!!

「お待たせしました」

話をしながら料理を待っていたら最初に私達の対応をしてくれた食事女性従業員さんが手押し車に料理を乗せてやって来てそう声を掛けてきてくれて来たので私達は話をやめて頼んだ料理がテーブルの上に揃うのを待つ。

「ではごゆっくり」

そう言って戻って行く女性従業員さんを見送ってからテーブルの上に視線を戻すとテーブルの上に置かれた皿の上には黄色い色をした塊に赤いソースがかけられた熱々の料理と肉を串にさし焼いた後なんかの黒いソースをかけた肉料理だった。

「美味しそうだね」

卵料理って言ってたからこの見た目は納得、それでこのかかってるソースが気になるけど食べてみればわかるか!と思い用意されているスプーンを手に取りオムオムライスにスプーンを突き刺す。

「柔らかいね」

何の抵抗も無くオムオムライスに刺さるスプーンを動かし一口ぶん取り口に運ぶと固まる。

「うまっ!」

穀物を焚きこんで柔らかしたものを卵で包んだ料理で穀物も味が付けられているし、この赤いソーズ・・・トマットを擦り潰してソースとして使っているのがまたこの料理に合う!!

「次にお肉焼きって奴を」

肉の刺さっている串を手に取り口に運び肉をかみしめると甘めの脂が口いっぱいに広がる。

「タレはそこまで美味しいとは思えなけど美味しいね」

お肉焼きに関してはそこまで驚く美味しさって訳じゃないけどこれは前の街マル―ビサで食べたステーキの印象が強いせいだと思う。

アレを食べた後に肉料理を食べてもなんか物足りなく感じてしまう・・・・そんな感じをお肉焼きを食べた時に感じた。

ユリアンやディアナの似たように感じているらしくお肉焼きを食べた時には同じような反応をしていた。

つまり私の舌が変な訳じゃない!!ってことだ!!え?自分の舌を信用できないのかって?だって人気料理って言われてるやつが普通だったら『もしかして私の舌が間違ってる?』とか思うじゃん?

「ん?」

そう思っていると視線を感じて感じた方向・・・斜め下を見てみると何かを言いたそうに私達を見上げているティファとミーティア。

「もしかしてお替りが欲しい?」

前にもこんな事があったからそう聞くとティファとミーティアが尻尾をブンブンと振って来た・

「わかったよ、今頼むね」

この子達にお肉焼きの味は気にならなかったようでまだ食べたいらしいのでお替りを頼みティファとミーティアが食べ終わるまで三人で世間話をして過ごした。

ユリアンが真面目な顔で『少し真面目な話をしたい』と言って来たので食事を終えたら宿に戻り私が泊まる事になっている部屋でユリアンとディアナと一緒に話を聞くことになりティファとミーティアの食事が終わり急いで宿に戻った。

「それで?話って?」

私がユリアンを見ながらそう聞くとユリアンが真剣な顔で口を開く。

「この前グランパルスの衛兵隊がここら辺で活動しているオバーカ盗賊団を討伐すべく動いたららしいんだけど返り討ちにあったらしいわ」

「へえ・・・・でもそれって珍しい話じゃないよね?オバーカ盗賊団が強かったってだけじゃないの?」

私がそう言うとユリアンが真剣な顔のまま話を続ける。

「衛兵隊が返り討ちにあった原因がオバーカ盗賊団の拠点を攻めようとしたら大量の魔物がいきなり現れて襲われたそうよ」

ん?『いきなり現れた』?・・・まさか。

とある可能性が頭をよぎったのでユリアンに視線を送るとユリアンが真剣な顔で頷く。

「衛兵隊で複数の人がオバーカ盗賊団の中に女性盗賊を見たと言ってるわ」

まさか此処でウラット盗賊団の首魁であるウラットが出てくるとは思わなかったよ!!