作品タイトル不明
待たされないはず!!
ディアナが部屋に来てから20分位経ちディアナと話しているとノック音が聞こえてノック音に反応したディアナがドアまで歩いて行き口を開く。
「誰かしら?」
ディアナの声にドアの向こうから思った通りの声・・・・ユリアンの声が聞こえた。
「私よディアナ」
ユリアンの声を聞きディアナがドアを開けるとユリアンが微笑みながら立っていた。
「お疲れユリアン、それじゃご飯を食べに行こう」
そう言いながら部屋を出てそのまま宿も出る。
「それじゃあ事前に調べておいて目をつけている店に案内するわ」
宿を出てすぐにそう言いだして歩き出すユリアンを追いかけるように歩き出した。
「ここよ」
ユリアンが案内してくれたのは表通りにある店でかなりの人気店らしく並んでいる人がいる位だ。
「少し待つ事になるけどいいわよね?」
ユリアンが並んでいる人を見ながら不安そうに聞いて来たので私達は頷く。
「待つって言ってもそんなにはかからないでしょ」
並んでる人は15人位だからそんなには待たされないはず!!と思いながらそう言うとユリアンもホッとした顔になる。
そして待っている間は私やディアナやユリアンはひたすらティファとミーティアをもふっていた。
「ああ・・・やっぱりこの手触りが癖になる」
わたしがミーティアを撫でながらそう言うと同意するようにディアナが何度も頷く。
「そうなのよね・・・毛が長いわけじゃないんだけどその手触りが溜まらないのよね・・・不思議ね」
そう言いながら私が抱いているミーティアに手を伸ばして撫で始め、ユリアンはティファを抱き抱えて撫でている。
「ティファはいつもいい香りよね・・・やっぱり女の子はこうでなきゃ」
うん!やっぱりうちの子達は可愛いよね!と思いながらもふっていると私達の前に居るカップルや後ろに並んでいる女性2人組さんが物凄く触りたそうに見てきたけどそれをスルーしつつ撫でまくる。
とそんな感じで待ってる事20分・・・私達の番になり店に入ると50人は入れる店内で満員状態で忙しそうにしている女性従業員さんが私達を見て微笑み口を開く。
「お待たせしました、此方の席が空いているのでどうぞお座りください。あ!従魔も一緒なんですね?お料理を出す際にその子達が食べやすいようにしておきますのでご安心ください」
どうやら人気の理由は料理だけじゃなくて従業員さん達の人の好さもあるみたいだね。
「助かります」
そう言う私に微笑みながらメニュー表を差しだして口を開く。
「決まりましたら呼んでくださいね、では」
そう言い残して席を離れていく女性従業員さんを見てからユリアンに視線を戻す。
「それでお勧めは何?」
「卵料理でオムオムライスと言う料理らしわ」
どんな料理か想像できないけどお勧めになってるくらいだから美味しいに決まってるよね?楽しみなんだけど!!
「すいません」
ディアナがさっきとは別の従業員さんに声を掛けて私達の席に来てもらい口を開く。
「このオムオムライスって奴を5人前とこのお肉焼きってのを3人前・・・で!オムオムライス2人前分とお肉焼き2人前をこの子達が食べるから食べやすいようにしてもらえるかしら?」
ティファとミーティア見ながらそう言うと従業員さんが微笑みながら頷く。
「少しお待ちくださいね」
そう言ってキッチンの方へと歩いて行く従業員さんを見送ってから料理が来るまで私達は世間話をする。