作品タイトル不明
閑話 極秘会議
帝都に戻って1週間・・・・私はとある極秘会議に参加していた。
この会議の内容は表に出るとまずいシルドニア王朝関係の話・・・つまり今回の調査で見つかった資料やニーズヘッグに関する今後の扱いに関する会議だ。
「これほどとは・・・・・な」
目の前の縦長のテーブルで向かい合って報告書に目を通して呟くオリアニア様と報告書を睨んだまま動かないデアック様・・・そして報告書を読んで深い溜息をつく私の上司であるレスティーナ様・・・・そしてこの国の皇后であるリリア様がこの会議の参加者だ。
「それでユリアン?見つかったインテリジェンスウエポンのニーズヘッグは今フローリアの元にあるの?」
レスティ―ナ様が真剣なでそう訊ねてきたので私は首を左右に振り口を開く。
「今回の会議の為に持ってきました、ですがお見せする前に幾つかお知らせしておきたい事があります」
私がそう言うと全員の視線が私に降り注ぐ。
「まずニーズヘッグの性格です、この杖の性格はハッキリ言って女性にとってあまり好ましくない性格です。不愉快になる発言をする事も多く手をあげそうになる可能性があるという事を覚えておいてください、それと長年閉じこもっていたのでこの時代の事に関しては無知となりますので会話が合わない時がありますのでそちらも頭の片隅にでも入れておいていただきたいです」
私がそう言うと全員が頷くのを見て一度部屋を出て隣の部屋に入り部屋に置いてあるニーズヘッグを手に取る。
「お?やっと俺の出番か?今回の会議は俺が主役なんだろう?任せな!!」
不安だ・・・物凄く不安だ!!
最初から会議室にニーズヘッグを置いておかなかったのは会議が始まって早々にニーズヘッグが変な事を言ってこの国のトップ全員の怒りを買わない為に隔離していたのだ。
「ニーズヘッグ?ここに来る前に言ったけど今日集まってるのはこの国の皇后様とそれを支えるトップ3人だからね?変な事を言わないでね?」
「おう!全て俺に任せとけ!!」
その言葉がとても信用できないんだよ!!とは言えなくて私はニーズヘッグを握りしめて会議室に戻った。
「」
!
私がニーズヘッグを手に持ち会議室に戻ると全員が私に・・・私の手元にあるニーズヘッグに視線を向ける。
その視線受けながら私はリリア様達に見えるようにニーズヘッグを掲げながら口を開く。
「これが先程話していたインテリジェンスウエポンであるニーズヘッグです」
全員が真剣な顔で掲げられたニーズヘッグに視線を注いで静まり返る部屋で握りしめていたニーズヘッグが震えた・・・気がした。
「おお美人が3人もいるじゃあないか!!しかも皆俺好み!!いやぁナイスバスト!!」
あああああ!!やっぱり変な事を言いだした!!変な事を言わないように釘を刺したのに!!
「ねえユリアン・・・・今の言葉ってこの杖が言ったのよね?」
「ひっ!」
氷のように冷たく低い声でレスティ―ナ様がニーズヘッグを睨みながらそう訊ねてきたので私は頷く。
・・・・・・・・そう言えばレスティ―ナ様ってナンパ男とかチャラ男とかが嫌いな人だった!!と思い冷や汗をかく。
「ニーズヘッグ、さっきも言ってけど変な事は言わないで!」
「変な事って俺は本当の事しか言ってないぞ?どうだいそこの美人さん?これから夜景の綺麗な所に行かないか?」
お願いだからもう変な事は言わないで!!