作品タイトル不明
やっぱりチャラ男だ!!
ニーズヘッグが変な事を言って来たので思わず脱力して地面に座り込むとニーズヘッグが話を続けてきた。
「ん?もしかして美人を紹介してくれると言う事か?ならそこに居る美人のようにスタイルのいい女性を頼む!!」
・・・・・・うんもういいや!!
「ニーズヘッグ・・・二つの選択肢をアンタに与えるからどっちかを選んで・・・一つ目は私の研究対象になって分解される事、そしてもう一つは私の相棒になりなさい・・・・さあどっちを選ぶ?」
私は【魔法】を使えるからニーズヘッグがサポートしてくれるなら助かるから相棒にしてもいいと思うんだよね。
・・・・・・・・・・・でもニーズヘッグの『スタイルのいい女性』ってのを毎回聞かされるのだけは勘弁して欲しい。
「え?お嬢ちゃんの相棒に?俺は美人の相棒のほうが・・・」
そう言って来たので私はにっこりと微笑み口を開く。
「魔法を司る神リリアーナよ我が願いを聞き届け我が敵を打ち倒す力を貸し与えたまえ」
「え?おい・・・・お嬢ちゃん・・・その詠唱って」
なんか慌てているニーズヘッグの事を放置し私は詠唱を続ける。
「我が望むは敵を打ち亡ぼす雷・・・・・・・・・・・」
「おまっ!!それ【サウザンドボルト】じゃねえか!!!こんな所でそんな【魔法】を使うな!!わかった!!お前の相棒になるから詠唱をやめてくれ!!」
うん、私の説得に応じてくれて嬉しいよ!!え?脅し?違うよ?説得だよ!!と思いながら詠唱をやめて話をする。
「これからよろしくねニーズヘッグ」
「ったく何なんだこの嬢ちゃんは・・・・って言うか【魔法】は失われたんじゃなかったのか?」
その言葉に私は首を左右に振り口を開く。
「確かに失われた技術だよ、私が【魔法】を使えるのはこの時代まで残っていた資料を元に蘇らせた物だよ」
「・・・・・・・なるほどな。お嬢ちゃんが俺を相棒にしたがった理由がわかったよ」
「察しが良くて助かるよ、これからよろしくね相棒!!」
「・・・・・・・おう、けどやっぱりスタイルのいい女性が・・・」
「魔法を司る神リリアーナよ我が願いを聞き届け我が敵を打ち倒す力を貸し与えたまえ」
「悪かった!!俺が悪かったからやめて!!」
この遺跡で新たな仲間・・・・ニーズヘッグが仲間になった・・・けど毎日が騒がしくなりそうな予感がする!!
「話し合いは終わったのかしら?」
少し離れた場所で私達のやり取りを見ていたユリアンがそう声を掛けて来たので私は頷く。
「なら今度は私ね・・・・初めましてニーズヘッグ、私は今回の遺跡調査の部隊の隊長を任されているユリアンといいます」
「お!君も美人だね!君はスタイルが良いと言うよりスレンダーな女性だね、どうだろうか俺の相棒にならないかい?」
・・・・・・・・・・・・ニーズヘッグの性格ってチャラ男とかナンパ男みたいな感じかな?
「やっぱり一度ばらしてみるかな?」
私がそう口にするとニーズヘッグが慌て始めたように声を発する。
「美人と話す切っ掛けの会話だから怒るな!!」
・・・やっぱりチャラ男だ!!と思っているとユリアンが苦笑しながら口を開く。
「私はリアと違って【魔法】を使う事が出来ないから相棒にはなれないわ、先程の会話を聞いていたんだけど私の質問にも答えて欲しいのよ、いいかしら?」
「俺に答えられる事なら別にいいぞ?」
シルドニア文明の生き証人・・・・いや生き証物?からシルドニア文明の事を聞き出せる!!