軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

研究資金が増えたからラッキー!!

驚く魔術師を一度放置して周囲に生き残りのワイバーンがいるかどうかを確認して生き残りがいないのを確認した後に固まったままの魔術師に視線を戻す。

「【無詠唱】は皆の前で度々使ってたよね?」

私がそう聞くと固まってた魔術師が我に返り口を開く。

「俺はフローリア嬢とは離れた場所で戦っていたからずっと【詠唱破棄】を使ってると思ってた」

なるほどねぇ・・・・あ!ムーアさん達も生き残りのワイバーンがいない事を確認したらしく戦闘の後始末を始めていたので私は堕ちたデッドワイバーンの方へと歩いて行き【ディメンションスペース】に放り込む。

「デッドワイバーンは結構珍しいから高く売れるんだよね・・・研究資金が増えたからラッキー!!」

まあ暫くは研究資金の心配はしなくていいくらいに貯まってはいるのだけれどもお金はいくらあっても困らないから良しとする!!

「リア、ワイバーンの方は今のところ大丈夫そうよ」

後始末をムーアさんに頼んできたのかユリアンがそう言いながら私の所まで歩いてきた。

「それは良かった、でも油断はできないよね」

「そうね、ワイバーンだってあれだけじゃないだろうし他の魔物だっている。それに盗賊団だって潜んでる可能性がある」

だよね!!

「でも助かったわリア」

「へ?」

何でいきなりお礼?何かやった私?と首を傾げるとユリアンが苦笑する。

「デッドワイバーンは厄介だから瞬殺してくれて助かったわ」

ああ!そう言う事ね!!確かにデッドワイバーンは上位種なだけって高熱のブレスを吐くんだよね、あれが厄介だからさっさと首を刎ねたんだ。

「まあ私も小遣い稼ぎが出来て良かったからね」

「あれを小遣い稼ぎとは言わないんじゃないのかしら?多分1匹800万リエンは行くと思うんだけど?」

「ユリアンだって知ってるでしょ?研究資金ってのはあればあるだけいいって事を」

世の中お金が全てじゃないけどお金がないと出来ない研究ってのもあるからね。

「確かにそうね」

「でしょ?」

ユリアンも魔術師だからわかってくれた!!

「それじゃあ進みましょうか」

堕としたワイバーンを全て回収してから30分の休憩を取った後にユリアンが全員を見渡した後にそう言ったのを聞き全員が頷き出発準備をしてそして準備が終り馬車が走り出す。

渓谷の谷間の道を進んでいるといきなり馬車が止まったので私達は警戒しながら馬車を降りる。

「何があったの?」

御者さんにそう聞いてみると御者さんが視線を進路先に向けたまま固まつてるので見てみるとアースドラゴンが道の先で道を塞ぐように寝そべって動かないでいるのが見えた。

「死んでる?・・・いや寝てるのあれ?」

隣で同じように見ているユリアンがそう口にする。

「みたいだね・・・ってかあれおかしくね?見慣れたアースドラゴンよりデカい気がするんだけど?」

「特殊な個体なのかしら?リアなら倒せる?」

「出来るよ」

そりゃ勿論合成魔術を使えば苦労せずに倒せると思う。

「なら頼もうかしら」

「わかったよ」

さてやろうか・・・と思ってたら視界の端にある大きな岩で動く影が見えた気がしたのでその大きな岩をじっくり見てみる。

「ねえユリアン・・・そこの大きな岩の後ろに何かいない?」

小声でい大きな岩を見ながらそう言うとユリアンは真剣な顔で私の言った大きな岩を睨むようにみる。

「何かが隠れてる・・・・・みたいね・・・魔物は『隠れる』っいて言う行動はとらないから盗賊かもしれないわね」

「かな?なんであんな所に隠れてんだろうね」

「捕まえてみればわかるでしよ、それじゃアースドラゴンは頼めるかしら?隠れてる盗賊は私が無力化するから」

ユリアンの提案を聞き少し考えた後に私は頷いた。