軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

これは予想以上だ!!

そして注文を終えて最初にディアナとユリアンのお酒と私とリッカちゃんとティファの飲み物が来たのでティファを除いた全員がコップを掲げてたのを見てユリアンが口を開く。

「無事にサザビーに着いた事を祝って・・・乾杯!!」

「「「乾杯!!」」」

くうぅ!すきっ腹にフルーツ絞りが染みる!!と思いながらティファを見てみると一生懸命にフルーツ絞りを飲んでいてそれを見てなんか癒される。

「で?ギルドに顔を出したんでしょ?魔物に関して調べたの?」

お酒を呑みながらユリアンがそう聞いて来たので私は首を傾げる。

「あれ?ディアナが話さなかったの?」

宿で私を迎えに来た時に一緒だったからもう伝えてると思ってた。

「聞かれてないから伝えてないわよ?」

と当然のように言って来るディアナを呆れたような顔でみるユリアンを見て私は口を開く。

「一応顔は出したけど調べなかったんだよ、少し疲れてたから宿で休もうって事になってね」

そう言うとユリアンが納得したように頷く。

「だからさっきまで寝てたのね」

「2時間位寝てようと思ったら爆睡してた」

「まあ長旅で疲れがたまっていたんでしょうね」

「かもね」

それから料理が来るまで旅での出来事を話したり世間話をしたりと会話を楽しみ、そして・・・今回のメインであるボトルチーズと言う料理が来た。

目の前のテーブルには縦20cm横15cm位のツボが置かれており壺の口を見てみると湯気をたててるチーズがびっしりと入っている、そしてその隣には小さな皿に焼きたの熱々のバケットも2枚乗せてある。

「これがボトルチーズ?」

まあ確かにボトルと言えない事も無いけどこの壺の中全部がチーズって事なのだろうかと思っているとユリアンが微笑む。

「フォークで下の方まで掬ってみて」

私はユリアンに言われた通りフォークをチーズに深く突き刺さるように突き刺してから掬うようにもちあげる。

「お?おお!!」

掬い上げるように持ち上げたフォークにはたっぷりのチーズとパスタが絡んだ状態で目の前に現れた。

「これはミルクを使った特製のパスタソースで作られたパスタにたっぷりのチーズそれがかなり美味しいと評判なのよ」

ユリアンの説明を聞きながら私はそのフォークを口に運び食べてみる。

「うまっ!!」

パスタソースはミルクを使っているだけあって優しい味なのだけれどもそこにチーズが加わると物凄く濃厚な味わいになる・・・これ癖になるかも!!

「確かに美味しいねこれ!!」

「でしょ?ってまあ聞いてただけだから今日初めて食べるんだけど・・・確かにこれは美味しいわね」

ユリアンもボトルチーズが気にい合ったのか無口になってボトルチーズに戦いを挑み始めた。

私もボトルチーズと戦いふとバケットの存在を思い出す。

「もしかして」

更に乗っているバケットを一枚とりバケットでボトルチーズの中のチーズを掬い取りチーズが絡まった状態のバケットにかじりつく。

「これも美味っ!!」

サクッとした歯ごたえと濃厚なチーズの味わい・・・これは予想以上だ!!と思いながらもう一枚のバケットも早々に食べて私はボトルチーズを堪能した。

「腹いっぱいだ」

満足して食後をぼーっとしていると下から服が引っ張られる感覚があったので見てみると鼻をチーズ色に染めたティファが私を『じー』っと見ていた。

「どうしたのティファ?お替り?あれ何で食べてないの?」

ティファの為のボトルチーズの表面が少しへこんでるだけで食べている気配がなかったので驚いた。