軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

すっかり忘れてたわ!!

「随分と早いお帰りだなお嬢ちゃん」

私達は何事も無くクッテラーナに戻る事が出来てそのまま入場門を潜ろうとしたら門番をしていた髭もじゃと目が合い私達だと理解した髭もじゃが驚きながらそう声を掛けて来たので私・・・・じゃなくてユリアンが馬車から顔を出して口を開く。

「サザビーに向かう途中で【コッパ盗賊団】に遭遇し頭のコッパと配下約40人の捕縛出来ました、それを引き渡す為に引き返してきました」

それを聞いた髭もじゃが顔色を変える。

「少し待っててほしい!!今衛兵長を呼んでくる!!」

髭もじゃがそう言い放ちながら走り出して詰所へと入って行った。

私達はそのまま都の詰め所の近くまで馬車を進ませて馬車を止めてから馬車を降りる。

「待たせた!!部下から【コッパ盗賊団】を捕縛したと聞いたが本当か?」

がっちりとした体格のスキンヘッド男がそう言いながらこっちに走って来ながらそう声を掛けて来たのでユリアンが頷きそのスキンヘットに視線を向けて口を開く。

「本当です、コッパと配下40人を馬車に放り込んできました、それと残りの【コッパ盗賊団】の盗賊なんですが切り伏せました」

「つまりは生き残りはここに居るだけって事か?」

「その通りです、あ!状況説明は私がしますので仲間は街で過ごさせていいですよね?」

「無論だ」

「って事で予定通りまえにおせわになった宿に泊まってね?後で合流しましょう」

私達はその言葉に頷き簀巻きにしている盗賊達を衛兵さんに全員渡した後に街に向かい前にお世話になった『アンデラの宿』に泊まる手続きをしてからのんびりする事にした。

「ねえリア?クッテラーナに戻ってきたのだから揚げカツか玉カツを食べに行くんでしょ?早く行きましょうよ」

ディアナが嬉しそうにそう声を掛けて来てそれを聞いたティファも私に体を擦りつけながら見上げて来たので私も頷く。

「早速リンドアさんの所に食べに行こう!」

私達はリンドアさんの店に行く為に宿を出て店に向かい歩き出し・・・・・そして10分もしないうちに見知らぬ男2人に立ちふさがれ足を止める事になった。

「えっと?」

何で私達をとめるの?誰かと間違えてない?と思って『えっと』と言うと私達を見っていた男共はイラついたように口を開く。

「やっと見つけたぞ!この間は卑怯な手で勝ったみたいだが今日はそうはいかないぞ!!」

んーーーー?

「えっと・・・・誰?誰かと間違えてない?」

私がそう言うと何故かディアナが笑い出して、目の前の男共が顔を真っ赤にして私を睨む。

「リア・・この人達この前ティファの事を馬鹿にした奴等よ」

・・・・・・・・・・ああ!!

「あー!!ハイハイ!!すっかり忘れてたわ!!」

こいつ等なんか覚えている価値はないからすっかり忘れてたよ!!と思いながらそう言うと男共が腰に差してある鞘から剣を引き抜き私に切りかかってきた。

「何っ?」

「なんだこれ!!」

私の頭上20センチくらい離れた場所に振り下ろされた剣が静止していて男共が驚き固まっていた。

まあ【防御結界】で剣を防いだだけなんだけどね!!

「いきなり切り掛かって来るって正気?」

私はそう言いながら前回と同じように手加減した【エアバースト】で吹き飛ばし男共を無力化する。

「さてご飯に行こうか」

動かなくなったのを確認したあとにそう言うとディアナも頷き再びリンドアさんの店に行くべく移動しようとして歩き出したら後ろから知った声が聞こえた。

「まてお嬢ちゃん!何があったか聞かせてもらいたい」

そう声を掛けられて振り返ると髭もじゃが槍を持ちながら真剣な顔で聞いて来た。