軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

待ってろまだ見ぬ魔法!!

「おはようリア」

起きて寝室を出てリビングに行くとルルナさんとディアナとユリアンがお茶を飲みながら歓談していた。

「おはよう皆、ユリアンも昨日はご苦労様ね」

「仕事なんだから気にしないで。それでモブーナ盗賊団の件は防衛部隊に丸投げ・・・任せて来たので今日アグリを出るわよ」

「私はいつでもいいよ。でも朝食はライラさんと約束してるから【癒しの風】で食べよう」

「わかったわ、それじゃあ出かける準備をしなさいな」

「うん、少し待ってて」

私はユリアンにそう言われて寝室に戻り、出かける準備と着替えを済まして再度リビングに向かう。

「お待たせ、行こう」

頷く皆を見て私は家を出て【癒しの風】に向かうべく歩き出す。

「おはようー」

【癒しの風】に着きそのまま店内に入るとクレアがお客さんに料理を出している所だった。

「おはようリア」

「お?【首狩り姫】じゃねえか」

お客さん・・・・アゴットが少し驚いた顔で私を見る。

「お前さん昨日帝都に行ったんじゃなかったのか?」

だから驚いてたんだね。

「馬車で移動してたら盗賊に襲われてね、その後に色々あって一度戻ってきたんだよ。んで今日あらためて帝都に向かい出発するつもりだよ」

「え?もう行っちゃうの?」

離れた場所で話を聞いてたクレアが私が『今日出発する』と聞き驚いてそう声を上げたので私は苦笑しながら口を開く。

「依頼を受けたんだから早く合流しなきゃいけないからね」

私が早く調べたいだけなんだけどね!!

「んで出発する前に朝ごはんを食べてから行こうと思ってここに来たんだよ」

ライラさんと約束もしてたしね!!

「なるほどなぁ・・・で?どの位此処を空けるんだ?」

「どれくらいになるか分からないんだよね。まあ帰って来る時はお土産は買ってくるよ」

「おう、酒がいい」

「わかったよ」

そんな話をしていたらライラさんが香草焼きを作ってもって来てくれた。

「暫く食べられないんだからしっかりと味わってね」

「うん・・・あ!ダリルさん達は?」

私がそう聞くとライラさんが少し辛そうな顔で私を見て口を開く。

「皆何ともないような顔してたけど無理はしてたみたいでね・・・・」

え?何かあったの?

「まだ寝てるわ・・・・捕まってた時に安心して寝れる状況じゃなかったのね。だからそのまま寝てもらってるわ」

そうだよね精神的にも肉体的にもつらい状態だったんだよね。

私達が食事をして【癒しの風】を出るまでダリルさん達は起きてくる事は無かった。

「あれ?グレンさんとムーアさん?」

食事を終えて【癒しの風】を出て入場門に行くとムーアさんとグレンさんが馬車の御者席に座り私達を待っていた。

「お待ちしておりました、いつでも出発できますよ」

ムーアさんがニコニコしながらそう言ってきたのを聞きユリアンが頷き私に視線を向け微笑みながら口を開く。

「それじゃああらためて帝都に向かいましょう!」

「うん!!」

待ってろまだ見ぬ魔法!!・・・間違えたまだ見ぬ遺跡!!