軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

つまりは失敗は成功の母!!

シアの説明を聞き納得して口を開く。

「ならここで話すような事じゃないね、家に入って」

キルアスキル関係の話なら家の中で話した方がいいからね。

「そういえばリア?この家・・・・と言うかこの蔦は何?セスナさんから魔術の失敗とか言う事は聞いたけど」

う・・・・・・それは出来るだけ聞かないで欲しかった!!

そんな私を見てシアが昔いつもやらかした時に私を怒る顔で口を開く。

「リア?」

シアのその言葉に隠すのを諦めて口を開く。

「・・・・・・う・・魔術・・・を作ってみて失敗した・・・」

「え?聞こえないわ」

くっ!!

「成長促進魔術を作ってみたんだけど失敗したの!!」

私の言葉にリアとセスナさんは私の体・・・・特に胸を見て黙り込み・・・・・・噴き出した!!

「「ぷっ!!!」」

2人は笑い出す!!

だから言いたくなかったんだよ!!ってか笑いすぎ!!

「シア・・・・貴女わざわざ喧嘩を売りにアグリに来たの?」

私が睨みながらそう言うとシアが苦笑しながら口を開く。

「まさか・・・・と言うかリア・・・貴女オリジナル魔術を作ろうとしたの?相変わらず面白い事考えるわね」

まあ普通の魔術師は自分でオリジナル魔術を作ろうなんて思わないよね、でも私は魔術の研究をしているのだ。

だから現在確認されている魔術を研究して解析しそれを元にオリジナル魔術を作っている、多分魔術師の世界でも魔術を作れる人はいてオリジナル魔術を持つ魔術師は存在すると思う。

「それがこの有様なのね」

シアが溜息をつきながらそう言ったので私は口をとがらせて声を出す。

「確かに成長促進魔術は失敗したけど、別の魔術が二個出来たんだよ・・・・完全な失敗じゃないもん」

つまりは失敗は成功の母!!私はよく頑張った!!

「別の魔術って・・・・まあその事は後で聞くとしてキルアスキルの話を聞かせてくれるかしら?」

シアとセスナさんをリビングに通しソファーに座ってもらい、私は向かい側に椅子を置いてそこに座る。

「それで?何が聞きたいの?」

私がそう聞くとシアが微笑みながら口を開く。

「聞いた話じゃ構成員相手に魔術の実験をしたのでしょ?そこに至るまでの話を聞かせて欲しいのだけど?」

・・・・・これは笑顔だけど怒ってる!!付き合いが長いから分かる!!絶対に怒ってる!!

「あの日は少し威力のある魔術の実験をしたくて【悠久の森】の中で開けてる場所で実験をやろうと思って森に入ったんだよ、そんで歩いていたら過去にアグリが【悠久の森】の攻略をする為に作った小さな石作りの砦がある所に出たんだ」

今はもう諦めてるみたいだけど昔は【悠久の森】を切り開いて人が住めるようにしたかったらしい、でも強力な魔物が多く出て攻略途中で諦めざるをえなかったという話は今回何故あそこに小さな砦があったかを聞いたら聞かされた話だ。

「で、そこにもう誰も居ない筈なのに怪しい奴等が出入りしてるのを見て様子を見てたら盗賊みたいだったから今回の実験で使おうと思ってた魔術とは別の魔術の実験をあいつ等でやろうと思ったんだ」

私の話を聞きシアが口を開く。

「どのような魔術を?」

「簡単に言うとその魔術で相手を捕縛できるかどうかを確かめたかった」

その魔術で可能か確認をしたかったのだ。

「で?どのような魔術なの?」

シアがにっこりと微笑みながら同じ事を質問してきたので私は溜息をつき口を開く。

「この家の覆いつくしてる蔦あるじゃん?」

「ええ」

「これを人相手に使ったら人に蔦が絡まって動けなくなるんじゃないかと思って使ってみた」

・・・・・・・・・・・何でシアとセスナさんが同時に溜息をつくんですか?