作品タイトル不明
ほらやっぱり!!
「あれ?ユリアン?」
家でルルアさんやディアナやティファと一緒にのんびりとしていたらノック音がして出てみるとユリアンがニコニコしながら立っていた。
「やあリア!!」
え?どうしたの?って思いながらユリアンを家に入れて落ち着いたら声を掛けようと口を開いた時にユリアンが目を見開き口を開いた。
「え?もしかしてティファ?めっちゃデカくなってない?」
ユリアンの視線の先にはソファーの上で丸くなって寛ぐティファの姿・・・・でも子猫サイズじゃなくて2本足で立てば私よりも高い・・・たぶん190位はあるんじゃないか?位に成長していた。
「え?別れてから5ヶ月くらいしかたってないよね?成長速度が凄くない?」
ティファに接近し頭を撫でながら私にそう言って来るユリアンに私は頷き口を開く。
「ユリアン達が帰ってから急激に成長し始めたんだよ。驚きはしたけどティファは大きくなっても可愛かったから問題なしね!!」
大きくなったら怖くなった!!とかは全然なかったんだよね。むしろ大きくなってあのつぶらな目で見上げられると抱きしめたくなっちゃうんだよ!!本当に可愛い!!
と思っているとユリアンもティファを撫でながら頷き口を開く。
「そうねティファは可愛いから問題ないわね」
ユリアンならわかってくれると思ってたよ!!と思いながら私はユリアンの向かい側に座り口を開く。
「それで何かあったの?帝都に戻ったんでしょ?」
私がそう聞くとユリアンはティファを撫でながら口を開く。
「1度帝都には戻ったわ。それで新しい任務の為にアグリに戻って来たのよ」
あたらしい任務・・・・ね。
「その任務って私に関わりのある事なの?」
ここに来たって事はその可能性があるよね?それかその任務が終わって顔を出した・・・かの2択だと思うんだ。
私がそう聞くとユリアンが真剣な顔で口を開く。
「貴女に指名依頼を出したいのよ」
ほらやっぱり!!
「めんどくさいのは嫌だよ?暫くは仕事を受けないで研究する事にしてるし」
【アンダーグラウンド】に2回引き篭もったお陰で15年は働かなくていいくらいの資金は稼いだから研究に集中しているんだよね。
私の言葉にユリアンが真剣な顔で口を開く。
「依頼の内容は今まで国が見つけ調査したシルドニア王朝遺跡の再調査だよ」
何その依頼!面白そうなんだけど!!確かに他の遺跡も見てみたいとは思ってたけどまさか国からそんな依頼が来るとは思わなかったよ!!
「帝都のほうでアンディ殿にも声を掛けてるわ」
アンディさんも参加するんだ?確かに遺跡のプロフェッショナルがいた方が安全だしね。
「それとこの再調査の原因は貴女にもあるのよリア?」
真剣な顔でそう言って来るユリアンを見ながら首を傾げて口を開く。
「え?私何もやってないよね?」
その言葉にユリアンが苦笑しながら口を開く。
「アグリの遺跡の資料を見て他の遺跡の再調査が必要だと判断されたのよ」
「なるほどねぇ」
なにがきっかけになるかなんてわからないものだね。
そうしみじみと思っているとユリアンが真剣な顔で私を見ながら口を開く。
「それでその調査に貴女の力と・・・・ティファの力も貸してほしいのよ」
ティファの力?あ!確かに私達が見つけられなかった部屋をティファが見つけたね。