作品タイトル不明
全然大丈夫じゃないじゃん!!
遺跡に引き篭もって4ヶ月・・・シアが話があると言って来たので宿舎のリビングに行くとシアやディアナやユリアン・・・それにアンディさんやサラサさんが来ていて少し驚いたけどシアに視線を向けて口を開く。
「で?何かあったの?」
シアは私の質問に真剣な顔で口を開く。
「ここの遺跡に来て9ヶ月くらい経つんだけどもう調べる所は殆どないから調査を終える事にしたわ」
確かに研究施設からはもう何も出てこなかったし調査を終わらせてもいいかもしれないね。
「それで調査を終えるからアグリに戻りたいと思うの」
私はその言葉に頷く。
「という事で貴女もアグリに戻りましょう」
まだ研究したいんだけど調査隊が帰るって事はシア達は帝都に帰るって事だよね?ならしっかりとお見送りをしないといけないかな?と思い私は頷く。
「わかったよ」
私達は調査を終えてアグリに戻る事になった。
「さてこれからダンジョンを出るけど【スタンピード】がどうなってるか分からないから油断はしないように!」
遺跡を出てダンジョンの出口が見えて来た所でシアが真剣な顔で皆を見た後に口を開きそう言うと調査隊の皆は真剣な顔で頷く。
「それじゃあ行くわよ!!」
私達は【アンダーグラウンド】から出て周囲を警戒しながら確認しホット一息。
「周囲に魔物はいないみたいだね」
【スタンピード】が起きてからかなり時間が経ってるからもう収まってるとは思うけど、【スタンピード】で溢れた魔物はそのまま残るから油断はできないんだけどね。
「でも油断はしないようにね、さあアグリに向かって出発よ」
シアの言葉に全員が頷き私達はアグリに向けて歩き出す。
私達は何事も無くアグリにつく事ができ【スタンピード】がどうなったのかを知りたくてギルドに顔を出して情報を聞くことにしたからギルドに顔を出したんだけどなんかギルドに居る探索者とギルド員がいつもと違う感じで少し戸惑った。
「ん?なんかギルド全体がピリピリしてる?ってかギルド員が死んだ魚のような目で働いてるのは何で?」
私がそう呟きその呟きを聞いたシアが少し考えた後に口を開く。
「もしかしてまだ【スタンピード】が終息していない・・・とか?」
なのかな?と思いながらギルドの受付を見ると見知った顔であるセスナさんが死んだ魚のような目で微笑みながら立ってるのが見えたから私はセスナさんの立っている受付へと歩いて行きセスナさんに声を掛ける事にした。
「セスナさん元気ないけどどうしたの?」
私がそう声を掛けても目は死んだままで微笑み口を開く。
「リアちゃん帰って来たのね」
なんか怖いんだけど本当に何があったんだろう?
「大丈夫?」
心配になってそう聞くとセスナさんはカクカクと頷き微笑みながら口を開く。
「ええ大丈夫ですよ?貴女が大量に魔物を持ち込んで大騒ぎになっている所に【スタンピード】が起きて更に大騒ぎになりその後に災害級の魔物が出た可能性が浮上して更にお騒ぎになっただけですから」
・・・・・・・・・・・・・・・・全然大丈夫じゃないじゃん!!しかも最初の『私が持ち込んだ大量の魔物』って私のせいじゃん!!って災害級の魔物?え?それって前に倒したオーガエンペラーみたいな奴が出たって事?
「え?災害級の魔物って何が出たの?倒せたの?」
災害級の魔物って私はオーガエンペラーしか見た事ないんだけどまさかまたオーガエンペラーが出たの?