軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

まあ私もだけど!!

シアの報告を聞き少し考えてから口を開く。

「もう少し探して見つからなかったら壊しちゃおうか?」

シアが私の提案を聞き少し考えてから口を開く。

「そうね・・・・出来れば破損は少ない方がいいから調査隊が調べ尽くして見つからなかった時に壊す事にしましょう」

まあそうだよねここまで保存状態のいい遺跡は中々ないからそのほうがいね。

「わかったよ」

私達はその後に今後の事と【多重発動】や【合成魔術】に関する事を話しその日は眠る事となった。

私達は其々決めていた予定通りに行動し私はダンジョンに行って【合成魔術】の検証、シアは私の書いたレポートの模写や調査隊と一緒に調査、アンディさん達は研究施設の調査・・・と忙しく過ごし4か月が経った。

「一度アグリに戻るべきだと思うの」

その日の調査をおえて宿舎でのんびりとしてるとシアが真剣な顔でそう言って来たので私は首を傾げ口を開く。

「え?何で?」

一応【合成魔術】に関して殆どの魔術は試したけどまだまだここでやりたい事があるんだけど?

「いくつか理由はあるけどまずは食料品ね、仕入れた食料がそろそろつきそうなのよ」

確かかなりの量を買い込んで【ディメンションスペース】に入れたはずだよね?それに此処はダンジョンの中だから食料に関しては問題ないんじゃないの?

「え?肉ならダンジョンに行けば獲れるよ?」

私がそう言うとシアが溜息をついた後に口を開く。

「確かに肉はすぐに手に入るでしょうけどそれ以外が無くなりそうなのよ、それと途中経過を帝都に送りたいのよ」

まあ確かにダンジョンに入ってから連絡の1つもしていないから必要かもしれないね。

「でもそれならシアだけアグリに行けばいいんじゃない?」

私がそう言うとシアが真剣な顔で口を開く。

「それもいいんだけど調査隊の皆に休みをあげてもいいんじゃない?帝都からアグリに移動してから1週間休んでそのままここに入って仕事をしっぱなしなのよ?少しは休ませてあげないと」

言われてみれば確かにそうだね!まあ私は休んでる暇があったら研究したいけど他の人は違うもんね。

「わかったよ、1度アグリに戻ろう」

私がそう言うとシアが微笑み口を開く。

「戻って来るんだからそんな顔はしないでリア、アグリに戻ってあの美味しい料理を食べましょう」

シアは本当に【癒しの風】の料理が気に入ってるんだね、まあ私もだけど!!

私達は必要最低限の物だけ持ちあとはこの遺跡に残していく事にして用意を済ませて4カ月ぶりにダンジョンを出て太陽の光を身に受けた。

「なんか太陽の明るさが目に染みる気がする」

私がそういうとディアナとユリアンが揃って頷きそれを見たシアが苦笑しながら口を開く。

「ダンジョン内は明るかったけど日の光とは違うからそう思うのよね・・・・でもダンジョンから出て日の光を受ける時の感じは嫌じゃないわ」

「私も」

シアを見て笑いながらそう言うとシアも私を見て微笑みそれから口を開く。

「さあここで立ち止まってないでアグリに向けて進みましょう、アグリまでは2日かかるのだから」

皆はシアの言葉に頷きアグリに向かい歩き出した。