軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

閑話 予想外

騎士達が前衛を担当しその後ろにフローリア、そしてフローリアを囲むようにして私達魔術師部隊・・・そして殿に騎士達が付く・・・という陣形で私達はダンジョンを進むことになった。

「さあ気合を入れて進むわよ!!」

ライナシアの気合の入った言葉を聞いた私達は真剣な顔でうなずき足を進め始める。

私達はライナシアの言葉に気合を入れて頷いた後に進みだし視界の先に小柄なアースドラゴンが見えたので足を止める。

ライナシアはそのアースドラゴンを見て口を開く。

「早速アースドラゴンの幼体が見えたぞ!皆戦闘態勢!!」

「お!高く売れそう!」

ライナシアの言葉を発るす前から戦闘態勢を取っていた私は的確な魔術を選び使おうと口にしようとした瞬間少し離れた場所にいいるフローリアの声が聞こえその内容に思わず固まる。

は?高く売れそう?アースドラゴンの幼体が?と戸惑っていたらアースドラゴンの幼体の首が落ちて幼体が動かなくなる。

「は?」

え?誰がアースドラゴンの幼体を倒したの?あ!もしかしてフローリアが【無詠唱】を使ってアースドラゴンの幼体の首を落としたの?と考えてると『よし』とフローリアが嬉しそうに言葉にし幼体を【ディメンションスペース】に入れて満足そうに頷く。

満足そうなフローリアを見て固まる私達の中で次の魔物が来たと気付いた騎士が剣を握り直して口を開く。

「おい!今度はアースドラゴンが来たぞ!!」

その騎士の視線の先・・・アースドラゴンの幼体が走ってきた方向から成体のアースドラゴンがこちら目がけて走ってきているのが見える。

フローリアはそれを見てのんきに頭を掻きながら口を開く。

「多分あの幼体の親かも知れない」

勢いよく走ってくるアースドラゴンと戦うべく私達が戦闘を開始しようとしたら走って来るアースドラゴンが『走りながら首が飛ぶ』と言う現象を起こした後に勢いそのままに倒れてこっちに向かって転がって来たので慌ててそれを避ける。

「よし」

『良し』じゃないわよ!別の意味で命の危険を感じたわ!!あの質量の物体が私達目がけて転がって来るとか普通は無いわよ!!

「それじゃあ進もうか」

何しれッと何もなかったように言ってるの?え?これが通常なのおかしくない?と思ってフローリアを見ると丁度ライナシアが口を開く。

「そうね・・・ここで話すより落ち着いた所で話した方がいいわね・・・・進みましょう」

あ!確かにここは高ランクの魔物がいるダンジョンだから話は安全な場所でするべきね。

「ん?」

何でそんなに不思議そうにしてるのこの子は?私達が【アンダーグラウンド】にビビりすぎなの?と思っているとさっきとは別の騎士が慌てたように口を開く。

「魔物が来ます!!アイアンアントの群れです!やばいかも!!」

叫んだ騎士の視線の先を見ればアイアンアントの群れ・・・・・60匹は越えてる・・・・これはかなり危険な状況ね、アイアンアントは一匹だとそんなに脅威ではないのだけれども群れで来られると脅威度は跳ね上がる・・・・あの群れの数だとSランクの脅威度だ。

と冷や汗かきながら見ているといきなりアイアンアントの群れが吹き飛び一匹残らず動かなくなった。

・・・・・・・・・・・・またフローリアの【無詠唱】?まあ今回はフローリアがいてくれなければ全滅してたかもしれない。

あれ?私達全然戦ってないわよ?