軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

閑話 遺跡へ

アグリに来て一週間・・・・やっとフローリア・ランズの見つけた『シルドニア王朝の遺跡』へと向かう日になった。

「どんな遺跡なのか楽しみだなサラサさん」

嬉しそうに話しかけて来た探索者はこの前帝都近くの遺跡調査のリーダーを務めていたアンディさんで目を輝かせていた。

「確かに楽しみですね、今回はフローリアがもう調べたと言っていましたからトラップとかは心配もしなくてもいいみたいだし気楽に行けますね」

帝都近くの遺跡調査で認められたのか私はアグリの遺跡調査でも声を掛けてもらえた。

まさか『シルドニア王朝の遺跡』をまた調査出来るとは思えずにテンションがかなり高くなってるが自分でもわかる。

そしてフローリア達が合流し出発・・・という所でライナシアが口を開く。

「ではそろそろ出発する!目指すはアグリから約2日の場所にある【アンダーグラウンド】!そしてダンジョン内にある遺跡を目指す事になる、皆気を引きしめていけ!では出発!!」

ライナシアの号令の後に私達はアグリを出て【アンダーグラウンド】に向かう為に進路上通らなければならない場所・・・・魔の森と言われる【悠久の森】へと進みだした。

「本当にこの【悠久の森】って厄介だな」

アンディさんがホブゴブリンを切り伏せながら私にそう言って来たので私は倒れこんだホブゴブリンに【エアブレイド】で止めを刺し頷き口を開く。

「出てくる魔物が強いですね、しかも魔物の種類も豊富」

様々な強い魔物が出てくることは珍しいはずなんだけどここは違うらしい。

私がそう言うとアンディさんが苦笑しながら口を開く。

「まあだからこそ【魔の森】と言われてるんだろうな」

まあそうね、的確過ぎて納得しか出来いないわ!とか思っているとライナシアがフローリアを見て口を開く。

「それでリア?【アンダーグラウンド】に行くまでに2日かかるって事はどこかで休憩をしなきゃいけないわよね?貴女が【アンダーグラウンド】へ行く時には何処で一夜を過ごしているの?」

確かにその通りだ、いくらフローリアが強いと言っても休憩無しに【アンダーグラウンド】に行ったとは思えない。

「あと4時間くらい進んだ所に洞穴があるんだよ、そこに入って入口を【アースウォール】と【防御結界】で塞いでそこで寝る」

なるほど・・・聞いた話じゃフローリア1人で【アンダーグラウンド】に行って研究していると聞いているから小さな洞穴で一夜を過ごせば問題はないって事なのね。

ライナシアはフローリアの言葉に頷きその後に私達を見渡してから口を開く。

「なら今日はそこを目さしましょう、皆聞いたわね?行きましょう」

私達はフローリアがいつも利用している洞穴を目指して進みだした。

「ここだよ」

洞穴を目指し進み5時間後フローリアの言っていた洞穴へとつく事が出来た。

フローリアの話では『4時間位でつく』と言っていたのに5時間かかったのは魔物との遭遇率がかなり高くしかもどの魔物も高ランク・・・魔物との戦いと後処理でかなり時間を取ったのだ。

洞穴を観察してみるとそこまで大きな洞窟ではないと思える位の出入り口だなと思っていたらライナシアがその洞穴に入り少ししてから出て来て口を開く。

「この洞穴に全員入って休むのは無理ね、だから洞穴に入って休む人は4人、リア、ディアナ、ユリアン、それとティファね。それ以外は外で休むことになるわね用意をして!」

ライナシアの指示を聞いて私達はするべき事をする為に動き出した。