作品タイトル不明
逆らえません!!
「え?なら私も外で・・・・・・」
シアの言葉にそう言おうとするとシアが首を左右に振り口を開く。
「リアは洞穴で休みなさい、今の貴女は遺跡までの案内人なのよ?なら貴女の安全が最優先となるのよ、わかって?」
私はその言葉に首を左右に振り口を開く。
「ここら辺の魔物に私を傷つける事なんて出来ないよ?だから私も」
シアがそれを聞き溜息を微笑みながら口を開く。
「あのねリア?この調査隊の責任者は私なのよ?私が言った事には従って欲しいのだけど?」
「はい!!」
シアの笑顔が迫力があって怖かった!!逆らえません!!
私達は此処で一夜を過ごし翌日に【アンダーグラウンド】へと向かうべく移動を再開した。
「ここだよ・・・・此処が【アンダーグラウンド】だ」
私は大きく口を開けた大きめの洞穴の前でシアに向かいそう言った。
「ここが・・・」
私は皆が【アンダーグラウンド】の入口を見ているのを見て口を開く。
「【アンダーグラウンド】は洞窟型のダンジョンなんだ」
各地に確認されてるダンジョンは様々なダンジョンが確認されている。
洞窟型、迷宮型、草原型、ひどいのは洞窟に入ったらいきなり噴火している山々にたどり着く・・・・なんてのもある。
どうやってダンジョンが生まれたのか?とかそのダンジョンの維持は?とか言う原理は未だに解明されておらず、ダンジョン研究者は『ダンジョンの入口をくぐる時にどこか別の空間にとばされているのだ』という研究者もいる位謎に包まれているのだ。
「それと入る前に言っておくよ、ここに出る魔物はAランクの魔物しか出ないからね?具体的にはアースドラゴンとその幼体・・・それとアイアンアントとグランドワームやグランドモールかな?あと珍しいのでアースドラゴンの進化体かな?滅多に出ないけど」
私がそういうとシアが真剣な顔で口を開く。
「その進化体って・・・・」
「ガイアドラゴンだね。アースドラゴンよりも硬くておまけに上級魔法も使う」
でも高く売れるんだよね!まあ肉はあまり美味しくないけど!と思いながら皆を見渡して口を開く。
「だから皆気を引き締めて欲しい、ここでは気を抜けば確実に死ぬって頭に入れて進んで欲しい」
アグリまでの旅で調査隊の皆とは仲良くなれたしね!あとセレストーレから派遣された人達も良い人ばかりで死んで欲しくない。
「わかったわ・・・・皆聞いたわね?気を引き締めて行きましょう」
シアの言葉に全員が頷いてるのを見た後に私は口を開く。
「なら入ろうか」
私達はAランク指定のダンジョン【アンダーグラウンド】へと足を踏み入れた。
【アンダーグラウンド】の中は洞窟型と言われる通り見た目は洞窟そのものなんだけど全体的な大きさはかなりの物でイメージ的にはアリの巣みたいな感じになっている。
「で?もちろん道は覚えてるのよねリア?」
入ってすぐにシアが私を見ながらそう聞いて来たので私は頷き口を開く。
「勿論だよ、でもかなり奥のほうにあるから時間はかかるよ」
「わかったわ、それじゃあ進みましょう」
騎士達が前衛を担当しその後ろに私が続きその後に魔術師部隊・・・そして殿に騎士達が付く・・・という陣形で私達はダンジョンを進むことになった。
「さあ気合を入れて進むわよ!!」
シアの気合の入った言葉を聞いた騎士隊や魔術師隊は真剣な顔でうなずき足を進め始める。