軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

依頼なんて受ける暇がないんだよ!!

「そう言えばマリーさん達も帰って来てるらしいけど、もう依頼とか受けてるの?」

周囲を見渡してもマリーさん達はいなかったのでそう聞いてきるとセスナさんが微笑みながら口を開く。

「【ラセーヌ】の皆さんは護衛の依頼を受けて一昨日アグリを離れましたよ」

もう活動してるんだ?真面目だねマリーさん達は!!

「そうなんだ?あ!私は暫く依頼は受けないからね」

研究・・・違った!調査員達を遺跡まで案内する事を頼まれてるから依頼なんて受ける暇がないんだよ!!

と思ってそう言うとセスナさんが溜息をついて口を開く。

「リアちゃんは指名依頼が来てもいつも『研究中だから無理!!』って断るでしょ?」

「うん」

私の本来の目的は魔術や魔法の研究だから依頼より研究を取るのは当たり前よね?そう思いながらそう答えるとセスナさんが苦笑しながら口を開く。

「まあ探索者の皆さんは『好きな時に仕事を受け好きな時に遊ぶ』って人が多いからわかるんだけどね」

私は遊んでるんじゃないよ?研究してるんだよ?ねえ聞いてるセスナさん?

「それとリアちゃん、レティシアさんはどうしました?一緒に帰って来たの?」

私はその言葉に首を左右に振り口を開く。

「一緒に帰って来てはいないよ、帝都で最後に会った時に『頼んだお酒がまだ来ていない』って言ってたからお酒を手に入れて帝都を堪能したらアグリに戻って来るんじゃないかな?まあもしかして帝都に残るって選択をするかもしれないけどね」

アゴットに言った事をセスナさんにも伝えるとセスナさんは納得した顔で頷き口を開く。

「出来ればアグリに戻ってきて欲しいですけど何処を拠点にするかは本人が決める事ですから私達がどうこう言えるわけではありませんが個人的にレティシアとは仲が良かったから戻って来て欲しいとは思うわ」

それは私もなんだけどね、レティシアがいるだけで無駄な緊張ってのが無くなってたし。

「それと気になってたんだけど」

セスナさんが真剣な顔でシアを見てから口を開く。

「ライナシア殿達の護衛として帝都に向かったのに何故ライナシア殿がこちらにいらっしゃるの?」

ああ!その事か!!確かにシアを帝都に送りに行ったのにここに居るのはおかしいもんね!!

「任務でアグリに来ることになったんだ、だから一緒にアグリまで来たんだ」

そう言うとセスナさんが納得したように頷き口を開く。

「そうでしたか、改めましてセスナ・ルイガルトと申します、御覧の通り受付嬢をやっているので何かあったら声を掛けてください。それと個人的に仲良くしてくれると嬉しいです」

セスナさんがそう言うとシアが微笑みながら口を開く。

「ライナシア・ルナードです、私も仲良くして欲しいと思ってたのでそう言ってくれると嬉しいわ」

その後に2人のやり取りを見ていたディアナが口を開く。

「私はディアナ・ランスターよ、暫くはリアやシアと行動する事になってるから私も仲間に入れてね、仲良くしましょ!!」

ディアナがそう言うとセスナさんが頷いた後に少し考えてから口を開く。

「ところでライナシア殿の任務って・・・・あ!ごめん!任務だから口外したらダメよね忘れて」

まあ任務に関して関係者でもない人に教える事は出来ないだろうからそれは仕方ないよね。

「それは言えないけど暫くはアグリに留まるって事は言えるわ、だから仲良くしてね、それと私の事は『シア』って呼んで」

「なら私も『セスナ』と呼んで」

「私も『ディアナ』でいいわ、さん付けは無しで!!」

どうやら問題なく仲良くなれそうなので安心した。