作品タイトル不明
頑張れアゴット!!
ブレないディアナを見て思わず溜息をつき口を開く。
「アゴットはSランカーの探索者だよ、私の知る限り最強の戦士だね」
アグリにはSランカーの探索者が私を含めて8人いるがそのうちの4人が戦士でその中でアゴットが一番強いと思う。
「そうなんだ・・・」
ディアナは私の言葉を聞き少し考えて・・・・口を開く。
「今度手合わせを頼んでみよう!!」
うんまあ・・・・・脳筋だからそんな事を言いだすんじゃないかと思ってたよ。
まあ私が相手する訳じゃないからいいんだけどね!!頑張れアゴット!!
「まあ今度会ったら頼んでみるといいよ、さあ行こう」
私達は【癒しの風】にむかい歩き出した。
「・・・・・・・・何でキッチンに入ってるのルルナさん」
【癒しの風】に着いて直ぐに店に入りライラさんに挨拶をしようとキッチンを覗いてみると何故かルルアさんが鍋を振って料理を作っていた。
私がそう声を掛けるとルルナさんが私に気がつき笑いながら口を開く。
「ライラと話してたら意気投合しちゃってね!忙しそうだから手伝ってるの」
同じ料理人として意気投合してついでに手伝ってるらしい。
「お帰りなさいリアちゃん!今少し忙しいから後で話しましょうね」
ルルナさんと話してたら奥からライラさんが出て来てそのまま料理を作り始める。
店内を見てみると夕食のじかんだからかお客さんがかなりいる。
「もう少したったらまた来るよ」
忙しいのに私達迄頼んだらさらに忙しくなるからね、少し経ってから戻ってくれば落ち着くだろう。
「いいの?ゴメンね」
お客さんの相手をしていたクレアがそう言って来たので私は首を左右に振り口を開く。
「別にいいよ、また後で」
私はそう言った後【癒しの風】を出る。
その後を追うようにディアナとシアが出て来て私を見て口を開く。
「どうするのリア?」
シアの言葉に私は少し考えてから口を開く。
「ギルドに顔を出してくるよ、シア達は表通りでも見てまわる?」
シアとディアナが揃って首を左右に振りその後にシアが口を開く。
「リアと一緒に行動するわ、ギルドに行きましょう」
どうやらついてくるらしい、まあいいんだけどさ。
「わかった・・それじゃあ行こう」
私達はギルドに向かうべく歩き出した。
何事も無くギルドにつきそのままギルドに入ると仕事を終えた探索者達が酒場スペースで騒ぐ声が聞こえる。
「相変わらず賑やかねここは」
シアがそう言いながら酒場のほうを見ると見たことのある人物を見つけ口を開く。
「あれって・・・ギルドマスターのボルクス殿じゃないの?」
私はシアの言葉にシアの見ている方向を見てみると確かにギルドマスターが酒を呑んで大笑いしていた。
「あれはいつもの事だから気にしなくていいよ」
私が初めてこのギルドに来た時もああやって騒いでいたからね!!と思いながら私は受付へと向かい顔見知りの受付嬢であるセスナさんに視線を向けて口を開く。
「久しぶりセスナさん、今日帰って来たんだよ」
私がそう声を掛けるとセスナさんが微笑みながら口を開く。
「お帰りなさいリアちゃん、無事に帰ってきたようで安心したわ」
くっ!アグリの受付嬢の中でも人気の高いセスナさんの笑顔が眩しい!!
「あ・・・これお土産ね!帝都で人気のワインらしいよ」
【ディメンションスペース】からワインを一本取り出してセスナさんに渡す。
「ありがとう、仕事が終ってから呑ませてもらうわ」
どうやら喜んでもらえたようで何より!