軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

全然変な事じゃないでしょ!!

「って事でリア?馬車の守りは任せたわ」

シアはそう言った後に部下達の元に走って行き指示を出し出す。

「皆戦闘準備を騎士達前衛を魔術師は後衛で、準備ができ次第ウインドドラゴンに仕掛けます!」

それを聞き皆真剣な顔で戦闘準備をし始め・・・・そして準備を終えたのを見てシアがウインドドラゴンに向かい右手を向け口を開く。

「【アースバインド】」

シアの言葉と共に地面がうごめき始め土や岩が津波のように盛り上がり眠っていいるウインドドラゴンを呑みこんだ。

騎士や魔術師はウインドドラゴンが大地にのみ込まれても戦闘態勢を解かずに見ている。

「さて」

私も皆と一緒に見ていると大地がうごめき始め・・・・はじけ飛びそこからウインドドラゴンが上空に飛んでいき・・・・停止し私達を見下ろしながらウインドドラゴンが吼える。

「グラァァァァァァァ!!!」

めっちゃ怒ってる!それはそうだよね気持ちよく寝てたらいきなり生き埋めになるんだもん、私だって怒る!!

「【エアブレイド】」

「【ファイアーボール】」

上空に留まるウインドドラゴンに向けて魔術師達が魔術を打ち込み始め騎士達はいつウインドドラゴンが来てもいい様に警戒する。

「さて・・・・行くよ!!」

ユリアンの声が聞こえたのでユリアンがいる場所に視線を向けると・・・・ユリアンがジャンプする所だった。

「は?」

視線を向けた瞬間ユリアンがウインドドラゴンに向けてジャンプしたんだけどその飛距離がおかしくて間抜けな声が思わず出てしまう。

だってジャンプしてすぐ5・6メートルくらいの高さに留まるウインドドラゴンの所まで飛んだんだよ?驚かない方がおかしい。

しかもウインドドラゴンも驚いたようでなんの反応も出来ずに殴られた!!しかもかなりの威力でウインドドラゴンが墜落しそうになってる!

「いやいやいや!!おかしいでしょ!!」

ジャンプ力もおかしいけど素手でドラゴン殴るとかいつの間に人間やめたのユリアン?と困惑している私を放置したまま戦闘は続く。

殴られて落下してきたウインドドラゴンに今度はディアナがジャンプしてウインドドラゴンの右側の羽に切りかかり切り裂く。

右側の羽を切り裂かれたウインドドラゴンは飛び続ける事が出来ずに着地し立ち向かってくる騎士達に向けて両手を振り回して対抗し始めるが騎士達はそれを躱しつつどんどんウインドドラゴンに攻撃して傷を与え・・・・そしてウインドドラゴンは動かなくなる。

「手際がいいね」

ウインドドラゴン相手に戦闘を始めてから30分立っていない、さすが帝国を守る騎士と魔術師だ。

「けど」

それよりもいつの間にか人間を止めたユリアンだよ!と思いながら私は戦闘終了後の処理をしている騎士達の所に歩いていき騎士と話しているユリアンに声を掛ける。

「ねえユリアン?少し聞きたいんだけど?」

私がそう声を掛けるとユリアンが私を見て首を傾げ口を開く。

「ん?何?」

そう聞いて来たのでユリアンの周囲を回りながらユリアンの体を観察した後に口を開く。

「ユリアン、貴女いつ人間やめたの?」

私がそう言うとユリアンが目を見開き固まる。

「なんであんなに高くジャンプできるの?それとウインドドラゴンを殴った時の威力もかなりのモノだったでしょ?」

私がそう言うとユリアンが現実に戻って来て苦笑しながら口を開く。

「そういう事ね、いきなり変な事を言いだすから驚いたわ」

いやいやいや!!全然変な事じゃないでしょ!!