作品タイトル不明
申し訳ない気持ちになってるんだけど!!
「マジで・・・・・ベタすぎだろ・・・・・」
まさか本当に隠し部屋が出てくるとは思わないじゃん!ってかこの研究室の持ち主よ少しはひねれよ!!なんかとても申し訳ない気持ちになってるんだけど!!
「何今の音は!!!」
あ然と立ち尽くす私の耳に聞き慣れた声のシアが起き上がってそう言った後いきなり現れた部屋を凝視し固まる。
「・・・・・・・・・・をやった・・・の」
シアがいきなり現れた部屋を見ながら何かを言ったけど聞き取れなかった私は首を傾げる。
「何をやったのリア?包隠さずにいいなさい!!」
振り返って私の両肩を掴み前後に揺さぶりながらそう叫ぶシアに揺さぶられていたら一階からアンディさん達が降りて来て寝る前までなかった部屋を見て固まる。
「さあ!!言いなさいリア!!」
目が血走ってて怖いですシア!!お願いだから落ち着いて!!そうは思っていても揺さぶられていて声にならないで振り回されているのを見かねたアンディさんが口を開く。
「おちついてライナシア殿!そんなに振り回していると声も出せない」
アンディさんの言葉を聞き『はっ!』となった顔で両肩から手を放し口を開く。
「ごめんなさいリア、で?何をやったらこうなったの?」
真剣な顔でそう言って来たので私は溜息をついた後に口を開く。
「あそこに壁に取り付けられてる燭台があるじゃん?」
私がそう言うとここに居る全員が真剣な顔で頷く。
「よくああいうのを下に動かすと仕掛けが動き出すとか聞くからさ・・・やってみたんだ・・・・そしたら」
私がそう言うとここに居る全員が何とも言えないような顔で私を凝視している。
「わかるよその気持ち・・・・まさか本当に仕掛けがあるとは思わないじゃん」
呆れるなら私に対してじゃなくてこの研究室の主に呆れてね!!
「まあ俺達は新しい部屋を見つけられたんだから文句は無いんだが・・・・・」
でもなんか納得出来なさそうな顔でアンディさんが何かを言いたげに私を見て来たけど私はそれをスルーし部屋の中を覗き込む。
「ん?」
部屋の大きさは8畳位の広さで特になにかがおいてある訳では無かったので私は首を傾げる。
だって隠し部屋なのに何も置いていないとか変じゃない?
「ねえアンディさん、少しおかしくない?隠し部屋なのに何もないのはおかしいと思うんだけど」
私がそう言うとアンディさんが真剣な顔で少し考えこんで私の方に指を二本立てて口を開く。
「可能性は2つ・・・1つ目は『『何かを隠す』前にこの施設を破棄した』そして・・・・もう1つは更に何か仕掛けがあってそれを隠している」
ああ!確かにその可能性があるのか!なら調べないと!!
「なるほどね・・・少し調べてみよう」
私達は警戒しながら隠し部屋へと入りまずは右側を調査し・・・・・何もなかった。
「って事はアンディさんが言った可能性の一つ・・・『何かを隠す前に破棄した』の可能性が高いって事かな?」
私がそう言うとシアとアンディさんが真剣な顔で頷く。
「でもまだ調べてみよう、何か見逃した物があるかもしれないしね」
シアがそう言うとアンディさん達全員が頷き、その後にアンディさんが真剣な顔で口を開く。
「では昨日からの予定通り1階と地下室それぞれ決めた者達で調べることにしよう、気になる物を見つけたら声を掛けてくれ」
こうして遺跡調査2日目が始まる。