作品タイトル不明
思いついた!!
「ふふふふふふ!!確かに思い詰めるのは良くないわね、アンディ殿、私もリアの提案に賛成よ」
ティータイム発言に驚いているアンディさんを見てシアが笑いながらそう言い放ち、アンディさんもシアの言葉を受けてため息をついた後に口を開く。
「確かにそうだな、それにこの場所を見つける前までは仮眠をとって休むつもりだったな、フローリア、の提案を受け入れよう」
良し!喉も乾いていたし少し落ち着いた状態で考えたかったから受け入れてもらって助かる!!
私達は近くにあるテーブルティーカップやティーポットを置きお湯を沸かし紅茶をいれる。
「皆も紅茶飲むでしょ?さあどうぞ」
自分でいれた紅茶を飲み頷く。
「なかなかいいね」
今回使った茶葉はルナード家から分けてもらった茶葉だからかなり美味しいんだよね、アグリに帰る時に絶対大量買いしなきゃ!!
全員でティータイムを楽しんでいるとアンディさんが真剣な顔で口を開く。
「今回の遺跡調査にフローリアが参加してくれて本当に良かった、君がいなければあのゴーレムから逃げていただろうし、この地下室の事は判らずじまいだったろうね・・・・俺達は運がいい」
「この地下室は偶々だよ、後は皆が頑張った結果だよ」
ここに居る全員が頑張った結果生き残る事が出来たんだよ。
ティーカップに入った紅茶を飲みほしてから口を開く。
「アンディさん、この施設・・・どう思う?」
一通り見てみたけど動きそうな施設は無かった。
「流石にこの施設は生きてはいないだろうな、けどここまでしっかりと形を残しているのも珍しい・・・俺達遺跡探索を専門にする者からすればこの遺跡は大当たりだよ、歴史的資料として物凄い価値がある」
だよね!!私だってここまでいい状態だとは思わなかったからね!!
「ではこの地下室とこの上・・・・1階を徹底的に調べることにしよう。まずは1階からだ。さあ始めよう!!」
アンディさんが気合を入れてそう言うと全員が立ち上がり一階へと戻っていく。
「アンディさん、もう少しここに居ていい?」
私はそう言うとアンディさんが苦笑しながら口を開く。
「好きにしていいぞ、と言うか君は好きに動いてくれ、君が好きに動くと我々にとって良い事が起きているからな」
「ありがとう」
アンディさんが上に戻ったのを見送った後に私は周囲を見渡してから考える。
あの夢の中で高齢の男性は少女を抱き抱えて下へと降りて行った。
つまりあの少女を眠らせることの出来る部屋とかがあると思ったんだけどそれらしき部屋が見当たらない。
「何処かに隠し部屋があるとか?」
地下室への隠し階段みたいな感じにもしかして隠してあるのかもしれない、と思いまずは周囲の壁を確認してみる。
「・・・・・・・判らん!!」
地下室への階段は壁の色が少し変わってる場所にエーテルを流し込んだら作動したんだけど地下室にそんな変な壁は無かった。
「なら」
エーテルの流れを見て気になる場所があるかの確認をする。
「・・・・・・判らん!!」
さてどうしよう・・・・と思って・・・・思いついた!!
「寝よう!!」
夢でここを見つけたならもしかしてもう一回寝て夢を見れば手がかりがつかめるかもしれない!!
・・・・・眠くなったから寝たいんじゃないんだよ?手掛かりを見つける為に睡眠をとるんだよ?ホントウダヨ?