作品タイトル不明
どれだけ戦いたいのディアナ!!
ディアナは笑った後に真剣な顔になり視線を皇后様の向けて口を開く。
「申し訳ありませんリリア様、何もしないうちに負けてしまいました」
ディアナの言葉に皇后様が立ち上がり微笑みながら口を開く。
「何を言ってるのディアナ、『何もしないで』なんてことはないでしょう?果敢に攻めていたでしょう?その姿は見事でした、今回は相手が上だっただけの事、今回の事を糧に今後も精進なさい」
「はい」
皇后様の言葉にディアナが頷いた後に皇后様の隣に座っていた男性・・・・皇帝陛下が立ち上がりそして口を開く。
「2人の戦い見事であった、ディアナ嬢の腕は噂以上であったし、セレストーレの天才児であるフローリア嬢の魔術の能力も噂以上であった、2人供その才を国の為に使って欲しい、この度の模擬戦は誠に有意義であった、集まった皆もこれからも国の為にその力を貸して欲しい」
皇帝陛下の言葉に皇后様と私以外が跪き口を揃えて「はっ!」と言うと皇帝陛下が口を開く。
「皆立て、私はこれで城に戻る」
皇帝陛下が訓練場を出た後に皆が立ち上がりその後にシアとディアナが私の所に歩いてくる。
そしてディアナが私を見て微笑みながら口を開く。
「楽しい戦いだった、今度戦った時には絶対に本気を出させる」
「無理です」
「む?」
何でそんな『何言ってるのお前?』とみたいな顔で首を傾げてるのディアナ?
「私が今回模擬戦をしたのは断り続けるのは面倒くさいから一回だけって事で受けたんだ、もう模擬戦なんてしないよ」
私の言葉に驚き固まるディアナを見ていると後ろから聞覚えのある声がした。
「フローリア・ランズ・・・相変わらず面白いな君は」
振り向くとニコニコ顔のオリアニアさんが立っていた。
「オリアニアさん」
私がオリアニアさんの名を呼ぶとオリアニアさんが口を開く。
「先程の技術も君が考えたのか?」
私はその言葉に首を左右に振り口を開く。
「私だけじゃないよ?シアとその他に8人・・・・皆で考えたんだよ」
私がそう言うとシアが呆れたような顔で口を開く。
「オリアニア様・・・・この技術はリアが考えたんですよ、リアがセレストーレに在学中にいきなり『ちょっと気になる事があるから付き合って』って声をかかられて付き合わされたのが始まりなんですよ」
私はシアの言葉に首を左右に振り口を開く。
「でも私1人で作ったものじゃないでしょ?皆が協力しなきゃあの技術は生まれなかったよ?」
私とシアのやり取りを見てオリアニアさんが苦笑しながら口を開く。
「相変わらず仲がいいな、そう言えば遺跡調査の事なんだがディアナ嬢の他にもう一人・・・遺跡専門の探索者が加わる、その事を覚えておいてくれ」
「それはありがたいね」
シルドニア王朝の遺跡の状態がかなりいいって事は予想外の事が起こる事が考えられる、なので遺跡専門の探索者が来てくれるのはありがたい。
「ねえリア・・・・・」
オリアニアさんと調査隊の事に関して話しているとディアナが何か言いたそうな顔でそう声を掛けてきたのでディアナに視線を戻すとディアナが悲しそうな顔で口を開く。
「もう模擬戦はしないと言ってたけど本気なの?」
「うん」
当たり前じゃん!わざわざ疲れるような事を進んでしたくありませんから!!
「ならこれから模擬戦の続きをやろう!!まだ模擬戦は終わってないわ!!」
どれだけ戦いたいのディアナ!!