軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

ミルの脳内絵日記 秋2

支団長さんが双子にベビードレスを買ってきた。ノッテは不満そうだけど、二人とも可愛い!

フリフリドレスは、人が着ているのを見るのは楽しいんだよね。

支団長さん、私の分もベビードレスを買ってきたんだって。

私、赤ちゃんじゃないんだけどな。

家族旅行では結局隻眼の騎士の絵を見られなかったから、お願いして私を描いてもらった。

クレヨンを何本も折りながら完成したのは、謎の勢いがある私だった。

私ってこんなに元気いっぱい? そして隻眼の騎士にはこんな能天気な顔に見えてるの?

でもせっかく描いてもらったから、住処に持って帰ってお宝の山に置いておこう。

今日も尾行ごっこをする。

自在に気配を消せるようになって、尾行を極めたいのだ。

寒くなってきたので、砦のみんなは温泉に浸かって気持ちよさそうにしている。

私は火の気が強い温泉は苦手だけど、まぁ、床に溜まったお湯で肉球くらいは温めてもいいかな。

ライザードが、ウッドバウムとハイデリンおばあちゃんにも昔のことを謝りたいというから、私もついて行った。

ハイデリンおばあちゃんはライザードの謝罪を受け入れてくれたけど、ウッドバウムはライザードを見た途端に怖がって一度は逃げ出したので、私も一緒に行ってよかったと思う。

私が声をかけなかったら、ウッドバウムはあのまま帰って来なかっただろう。

最終的にウッドバウムはライザードを許してくれた。

三人で日向ぼっこもできたし、仲良くなれたみたい。

ティーナさんとレッカさんは、少しだけど化粧品を持っている。非番の日に、その化粧品を私に見せてくれたのだ。

だけど一緒にいたライザードの方が化粧に興味を持ち、ティーナさんたちにメイクしてもらっていた。

お化粧したライザードは派手な美人になり、私はびっくりした。まるでハリウッドセレブみたい。元々美形だからメイクが映えるようだ。

秋と言えば栗だけど、イガ栗には注意が必要だ。まだ踏んだことはないけど、肉球に刺さったらすごく痛そうだもん。

父上はイガ栗も気にせず進む。痛くないのかな?

通りかかったキックスに「ミルがまた寝てる」なんて言われたけど、私、寝てるんじゃないよ。

隻眼の騎士やレッカさんの鍛錬の真似をして腹筋しようとしたけど、できなかっただけだよ。

寒くなってきて温かいものが美味しいけど、私は雪の精霊だからか、それともキツネだからか、熱々のものは苦手なのだ。

人間だったころは、アッツアツの鍋とか大好物だったんだけどな。

星祭りで売ってた、子供用のキツネのお面を支団長さんが買ってくれた。

これつけると自分が格好いい存在になった気がする。何かすごい魔術とか使えそうに見えるよね?