軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

納刀

ふと、思い出したことがある。

ロイドと戦った時、俺は人参果を食べていないことを、舐めているのかと怒られた。

それはそうだろう、当然の備えをしてこなかったのだから。

無傷で勝つ自信があったわけではないが、単に流儀ではなかっただけだ。

しかし流儀に殉じる覚悟があったとしても、流儀を捨ててまで勝ちに走る覚悟はなかったといえる。

対するに、今切り結んでいる相手は、それこそ流儀にこだわる余裕が一切ない相手だ。

結局、修業さえすれば際限なく強くなれる、というのはただの戯言だ。

剣術が体を効率的に動かす手段でしかない以上、どうやっても限界はある。

短距離走のフォームが理論値に近づくことはあってもそれを越えることはないように、どんな分野や技術にも頭打ちはある。

それを極める、それがどれだけ難しいことなのか、今の俺は知っている。

剣の技術は、百に限りなく近い。

であれば、それ以外の要素が勝敗を隔てる。

手にしている刀自体も、ほぼ互角。

身体能力は、神降しの再現によって相手が勝る。

技量が同等なら、身体能力の差は歴然となる。

では俺は彼に何が勝っている?

それを示さなければ、俺に勝ちはない。

「!」

「おおっ!」

火花が散った気がした。

もちろん気のせいだが。

俺とガリュウは、ある意味普通の戦いをしていた。

腕がどんどん利かなくなっていく、役に立たなくなっていく。

受けに徹さざるを得なくなり、反撃が出来なくなっていく。

角度を調整して力を逃がしても、腕へ過剰な負担がたまっていく。

文字通りの力量差が、俺を追い詰めていく。

ここで俺が主人公なら、都合よく相手に弱点がありそこをつけるのだろう。

しかし悲しいかな、相手は神降しを使いこなしている。

体そのものが変化しても、技量は一切衰えない。

肉体が強化されたことによって、かえって技が雑になったとか、そんなことが一切ない。

いやはや嬉しくなるほど、剣の極みに達している。

「よく、しのぐ!」

「なんの、まだまだ!」

ガリュウの打ち込みは鋭く、重く、早い。

剣を握る腕がどんどん力を失っていく。

「気功剣法、数珠帯」

「……そうか、まだあがくか!」

握っている柄と手をつなげる。

握力がどんどん落ちていく。

筋肉、関節、骨格。

それらがどんどん摩耗していく。

痛みとはただの苦痛ではない、肉体の損傷を脳が感知しているだけのこと。

仮に痛みを消したとしても、それは肉体の損傷を無視しているだけのこと。

だから、もう持たない。

相手の限界も近いが、こっちの限界の方が近い。

「……!」

「ぐぅ!」

浅く抑えているが、体に傷が刻まれていく。

肉が、皮が、どんどん石になっていく。

斬られた服さえ石になり、重量感を増していく。

二重三重の意味で、体が削られていく。

なるほど、流石はフウケイさんを相手にするための剣。

仮に俺が人参果を食べていたとしても、体が再生できなかっただろう。

とはいえ、蟠桃は食べておいた方が良かったかもしれない。

いや、人参果も食べておけば、筋肉や骨格の負担が治療できたかもしれない。

何をいまさら、と思うと更に笑いがこみあげてくる。

「何がおかしい?!」

ついに、片腕が落とされた。

血の一滴も流すことはなく地面にごとりと、手首と肘の中間で切断された手が落ちた。

ひじのすぐ近くまで石になり、切断面はとがった凶器のようだった。

「五百年も生きたのに……」

発勁、震脚。

重身功。

「今更、自分の未熟さに笑っただけのこと!」

俺の片腕を落としたことで、相手は一手遅れることになる。

俺はつながっている腕で降りぬき、ガリュウに受けさせる。

一応吹き飛ばすことはできたのだが、それよりいよいよ腕が限界だ。

ちらりと視界に写すと、それはもう見事に変色している。

「未熟か……」

吹き飛んだガリュウは、しかし勝負を急がなかった。

乱れていた呼吸を整えて、剣を構えて体勢を整えている。

なるほど、このまま俺が遮二無二突っ込むのを警戒したわけだ。

確かに乱戦になれば、俺の剣で斬られる可能性はある。

今のところ、玉血の刀と打ち合える以外に一切機能を発揮できていないわけであるが、場合によっては触れるだけで致命傷になりかねないわけで。

「お前から見れば短い人生だが、幾度となく強敵を打ち破ってきた」

若く見える顔だが、その表情には確かな迫力がある。

あるいは、師匠や俺よりも老けて見えるだろう。どっちも老けてはいないのだが。

「一瞬で勝負がついたこともあるが、そうではないこともある」

彼の中の気配が、やや揺らいでいた。

もちろん集気法による気配はわからないが、表情が揺らぎかけていた。

それを、修正している。

自分の胸の内を静かに語ることで。

「恐怖する者もいたし、怒る者もいた。お前は、笑うのだな」

「楽しいから、嬉しくなって笑う。それだけのことだ」

「死ぬのが怖くないのか? 永遠を生きることができる仙人ならば、殺されることは嫌なのではないか?」

永遠など、どこにもない。

少なくとも、それはこの宇宙のどこにもない。

そして俺は最初から、そんなものを望んでなどいない。

「今日死んでもいい、ずっとそう思って生きてきた」

かなり大きな間合いが開けた。

俺は片方の手でだけ大きく振りかぶった。

いわゆる、担いだような状態だ。

肘から先が欠損しているもう片方の腕はバランスを得るために前へ出す。

「もちろん、お前に殺されてもいい。お前が俺を殺せるのなら、それでいい」

「強いな……ままならないものだ」

一種の無常さが、世界を満たす。

彼の独白を、剣士たちや仙人たちが共有していたのだ。

「お前は怨敵の配下だ。邪悪の権化ないし、圧倒的な暴虐をなす者ならよかった。だが……お前は心技体を極めた剣士だ。それが悠久の時の果ての姿だとしても、お前は尊い」

なんとなくわかる。

俺という剣士を、誰もが見ている。

俺という仙人を、誰もが見ている。

「誰もがお前の様に、憎むことなく恐れることなく、研鑽に励み相手へ敬意を示せるのなら。きっと素晴らしいのだろう」

表情から迷いが消えていく。

最初から分かり合うつもりなどなく、そもそも認識の祖語もなく。

ただ結果が欲しかった。

「そんなお前を、俺は斬りたくて仕方がない」

中段に構え、今にも突撃をしそうな気迫を放っていた。

「お前は理想の剣士なのかもしれない。皆がお前を目指すべきなのかもしれない。お前が最強としてふさわしい品性と品格を持っているのかもしれない」

最後の攻防が始まる。

そう思っていた。

さて、俺はもうぼろぼろで、仮に今から持久戦に切り替えても勝ち目はないだろう。

石になった体が、服が、とても重い。

「俺は、最強じゃなくてもいい。お前に勝ちたい、どんな手段を使ったとしても」

「それは俺も同じことだ、俺の敵よ」

本当は、彼とも仲良くなりたい。

一度殺し合うだけではなくて、何度も試合をしたい。

お互いに弟子を育てて、競わせてみたい。

だがそれは、きっと彼を喜ばせることはないだろう。

なにより、俺にそんな力はない。

師匠が目指したものは、美しい理想だ。

俺はそれを体現できた。

だがそれはあくまでも最終目標であり、出来れば達成したい目的でしかない。

「師匠から託された目指すべき尊い理想への憧憬よりも、最強に達した強い剣士であるお前への敬意よりも」

武に生きるものが、卑しかろうともなさなければならない最低限のことがある。

「お前に勝ちたい気持ちの方が、強い」

目の前の敵に対して、全力で勝ちに行く。

それができないのなら、理想以前に武ではない。

それこそが、最低限の土台であり一番大事なことだ。

「斬り殺してやる」

「……」

すり足で砂利を押しのけながら、ガリュウは間合いを詰めてくる。

ここで勝負をつけるつもりではあるが、しかし大技で決着を付けるつもりはないようだ。

あくまでも丁寧に、確実に、俺の命を狙っている。

「……そんなお前を、お前こそを、俺は倒したい」

あるいは、自分が剣士をけしかけてこちらの手の内を探ったように。

俺を斬り殺すことで、スイボク師匠に自分の手の内をさらすつもりだったのかもしれない。

それを既に捨てて、ガリュウは前に進む。

じわじわと、老獪な試合運びをする。

いやらしい、しかし美しい優雅な立ち振る舞いだ。

あくまでも、彼は剣術で決着を望んでいる。

中段の構えから、胴体への中段突き。

それで終わらせる気だ。

いやあ、最悪だ。刀を担いだことを後悔しそうである。

「スイボク……」

「カチョウ師匠、勝負は勝負です。決着がつくまで、手は出せません」

極上の時間だった。

死ぬか、殺すか。

相手は一切油断なく、こちらが逆転する可能性を潰して、じわじわ攻めてきている。

体の一部が石になって死ぬ。

なるほど、なんともファンタジーな展開だった。

「最後の詰めだからこそ、万全で盤石のかまえ。実にいい……」

師匠の声が聞こえる。

そう、刀を担いだ俺に対して、最大の警戒を払っている。

その上で、それを凌駕するつもりだった。

「ガリュウ……あと、あと少しだ」

ゴクの声が聞こえた。

彼にとっても、待ち望んでいた一瞬だ。

俺を倒せば、今度は本命の師匠と戦えるのだから。

今のところ、ガリュウは俺を圧倒している。

ガリュウは俺へとどめをさせないまでも、一切危ういところが無く追いつめている。

俺より師匠が上だとしても、十分に勝ち目を感じられるだろう。

そう思わせる、己の未熟さが申し訳ない。

師匠と大天狗から助力を得ておきながら、この体たらくである。

それだけ、ゴクとガリュウが万全を整えていたということであろう。

「……なにか」

もうすぐ、刺突の間合いに入る。

双方の体勢の時点で、もはや決着はついているのかもしれない。

ガリュウは俺の体勢を不思議に思っている一方で、どう動いても対処できるだけの自信があるようだった。

まあそうだろう。俺の体勢が悪すぎる。

中段の構えからの中段突きと、担いだ状態からの大振りでは軌道が違い過ぎる。

しかも相手の方が早く、強く、固い。

俺は双右腕以外で有効打を浴びせることができない。

その状況で、双右腕は担いでいる。防御できない姿勢であり、どう動いても相手の方が先に俺を殺すだろう。

それでも、警戒しているからこそ、じわじわと攻めてきている。

いやはや、本当にすごい剣士と戦っているものだ。

「なにか、言い残すことはあるか」

「なにも」

「では、今どう思っている?」

俺は、素直に心境を明かす。

俺は強くなった。

俺は目の前の達人を相手に、ここまで戦えた。

禁忌を犯してまで強くなった達人に、失望されることなく戦えた。

俺は、強い。

目の前のガリュウに匹敵するほどの剣士になれた。

「貴方に会えて、よかった」

「お前は、本物だ。本物のまま……殺す」

ここで、再び『機』を読み合う。

ああ、機と言えば。

『どれだけ速い、といっても攻撃が始まる前に長々と予備動作があれば、一応対応することはできます。ですが、予備動作が一切ないと虚を突かれやすいですし、何よりも気構えができない。『機』を読めないのです』

『攻撃そのものがどれだけ速かったとしても、事前に相手に攻撃を知らせては当たるものも当たらない。まあそれも相手に冷静に判断する心の落ち着きがあれば、の話ではありますが』

なんとも偉そうに指導をしていたことを思い出す。

そう、俺はずっと上から目線で……。

ーーー!

突きのモーションが始まった。

全く予備動作なく、とてもきれいな刺突が始まった。

仮に普通の鉄でできた刀しかもっていなかったとしても、俺を軽々と貫くだろう。

そういう刺突に対して、俺は……。

「発勁」

俺は、自分の弱点を知っている。

確かに俺は機を完全に読めるが、それは決して万能ではないと知っている。

ならば、同等であるガリュウにも読めないものがあるはずだった。

そして、俺が斬られた腕は右腕だった。

そう、すでにロイドに切断され、義手になっている右腕だった。

まったく完全に、予備動作はない。

最初から既に、『腕』は狙いを定めてあった。

そう、石化している右ひじから先は、最初から宝貝だった。

それはつまり、発勁で押し飛ばせば『射出』することができるということだった。

ーーー!

俺と同等の技量を誇るガリュウと言えども、体術の範疇を越えた事態には対応が万全ではない。

それでも、感覚と思考、判断と行動は完全に一致している。

ガリュウの選択は極めて単純。

ダメージを覚悟で、そのまま突き込むことだった。

それはそうだろう、要は発勁で飛ばしただけの、とがっている石の塊。

そんなものが硬身功以上の防御力を誇る、今のガリュウにあたっても意味はない。

まして、不自然にならないように顔を狙うことはなかった。

狙えたのは、胴体部。

であれば、なおのことそのまま突き込むのが正しい。

「……がっ?!」

しかし、それは『彼の知識』の範疇での正しさだ。

『動くな、サイガ。お前が突かれた一点は、神降ろしにおける急所だ。無理をすれば、死ぬぞ! だが……なぜ急所が分かった!』

『神降ろしは昨日も見ましたからね。それだけ見れば、神降ろしに使用する力の要点は分かります』

『……化け物め。だが、戦士としては敬服する外ない。剣聖よ、お前は正しく最強だ』

俗人骨が神降しの再現であるのなら、それを俺は既に知っている。

同じ術である以上、気配を読むまでもなく急所を熟知している。

硬度まかせに全力で突き込めば、それこそ自分から急所へぶつかりに行くようなものだ。

だが、それは彼にはわからない。

もしかしたら、今の攻撃に何か特殊な効果があるのかもしれない。

そのまま自分に深刻な後遺症があるのか、彼にはわからない。

感覚と思考、判断と行動がつながっているとしても、どうあがいても知らないことには正しく行動できない。

「---!」

宝貝によるものだろうと、あるいは自らの術によるものだろうと、急所へ無防備にくらったガリュウは強化が解けかかった。

だが、それよりも致命的なのは理想的だった彼の刺突が止まりかけたこと。

機を奪い合う、極限の一瞬でそれは致命的になる。

それを知っているがゆえに、ガリュウは無理矢理でも刺突を続けようとする。

傷を負っているのは俺の方で、不調なのはガリュウの方だ。

そして、余力が尽きるのはガリュウの側。であれば、ここしかない。

「発勁、震脚」

それは俺も同じだった。

ここで引いても、得られるのは勝利ではない。

そんなつもりなら、それこそ最初から師匠にお任せしている。

この上なく前傾しながら、不自然な体制のままに足の裏を爆発させる。

それは体重が乗り切ったものではなく、当然力を籠められる体勢でもない。

前のめりに転倒しつつ、体を無理やりひねりながら、担いだ剣を大雑把に振り回す。

当たり前だが、担いでいる剣を前に倒れながら降りぬけば、それは地面に刀身が触れる。

それどころか、刺さって埋まるだろう。どんな名剣名刀だったとしても。

魔法で強化した剣であったとしても。

それこそ、玉血で強化されたガリュウの刀や、虚空を刃にした俺の刀を例外とすれば。

「うう……ぐ」

腹を抑えて、ガリュウは蹲った。

そして俺は、砂利の上で無様に転がった。

「……お前は、知っていたのか」

「ええ、知っていましたよ」

確かに命を懸けた戦い、という経験値ならばガリュウの方がずっと上だろう。

だからこそ、痛みを恐れずに戦うことができていた。

だが、それは悪手に終わったわけだが。

『……とまあ、儂は、俺は、世の広さをいまいち知らん。作ったこの刀も、実際にどうなるかはわからんのだ』

『この刀に、世界の広さを教えてやって欲しい』

彼は自分が使っている術を、そこまで深く理解していなかった。燃費が良く効果も高い、画期的な宝貝だとしか思っていなかったのかもしれない。

あるいは、製作したゴクがちゃんと調べなければならなかったことなのかもしれない。

「俗人骨のことは初めて知りましたが、それによって再現されていた術は全て知っているものです」

同じ相手とずっと戦っていても、ただ特化するだけだ。

悪く言えば、ただ慣れているだけである。それでは、見識が広がることはない。

「経験の差が、勝敗を分けましたね」

「……そうだな、それだけではないが」

人間の姿になったガリュウは、砂利の上で座り込んだ。

当然(・・) ながら、彼からは一切の『出血』がない。

俺も出血をしていないので、神社の境内に血が散乱しているということはない。

「盤石の構えでとどめを刺すつもりだったが、とどめをさす、と意気込んだ時点で負けていたのだろう」

「いやいや……気血の量から考えて、限界だったのでしょう」

「世辞はもう結構だ」

傷らしい傷を負っていない彼は、玉血の刀を呪力の鞘に納め始めた。

それに合わせて、俺も左手で何とか腰の鞘に刀を納めていく。

刀を抜いて始まった戦いが、刀を納めることで終わろうとしている。

「……何か言い残すことはありますか?」

「……ゴク」

もう少しで、刀が鞘に収まる。

その時に、最強の剣士は相方へ話しかけていた。

「すまない」

「……いいや、お前はよくやってくれた」

観念した、と言っていいだろう。

ゴクもまた、腰を下ろしていた。

それが何を意味するのか、俺は何となく察していた。

「お前は、あの刀と打ち合える刀を作ってくれた。それだけで十分なはずだった」

「……もっとよく調べるべきだった。縮地主体と知った時点で、これならいけると思ってしまった」

俺は、ガリュウと呼吸を合わせていた。

そして、つい先日倒したロイドのことを思い出していた。

なぜ人参果を食べなかったのか。

それは流儀だからとしか言えなかったが、あの決着に至れたのは俺が人参果を食っていなかったからだ。

もしも俺が人参果を食べていれば、ロイドはあの場で決着を付けようとはしなかっただろう。

なにかの判断が正しかったかどうかなど、終わってみるまではわからない。

右手を治さなかったことも、義手のままにしていたことも、結果としては良かった。

そう立ち回ったからだ。

判断は活かさなければならない。

どんな形であれ、後悔のないように。

「ありがとう」

「……ああ、こちらこそ」

禁忌の刀は、同時に鞘へ収まった。

それによって、ガリュウとゴクは同時に完全な石となる。

同時に、ガリュウだけは腰の部位から真っ二つになって地面へ倒れた。

「 大天狗(おおてんぐ) 流 修験道(しゅげんどう) 、 虚空刀法(こくうとうほう) 斬術(ざんじゅつ) 」

双右腕は、この世界の外側の力を刀身にした宝貝。

それはつまり、この世界の外側から、この世界へ干渉しているということ。

「 瀟湘八景(しょうしょうはっけい) 、 瀟湘夜雨(しょうしょうやう) 」

次元が違うとはこういうこと。

この刀は、斬った事実を鞘に納めるまで現出させることはない。

「 金剛(こんごう) 無骨(むこつ) !」