軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

第25話  SRの職業ボード

職業ボードを何枚か取り出し確認する。次の職業を何にするか迷っていた時、SRの職業ボードでY/Nが表示される物があることに気づいた。

“賢者”と“大魔導士”だ。“賢者”は恐らく魔法使いと僧侶をカンストしたことによって、“大魔導士”は魔術ランクが“A”になったことで条件を満たしたのではないかと推測した。

当然、次になるのは、この内のどちらかだと考えているが‥‥‥‥さて、どちらにしようか‥‥‥‥。

少し考えた後、ボードの表面をタッチした。

大魔導士 Lv1

HP 306/306

MP ∞/∞

筋力 125

防御 79

魔防 177

敏捷 95

器用 212

知力 317

幸運 123

【職業スキル】

魔術 Rank A

回復術 Rank C

複合魔術 Rank F

やっぱり攻撃魔法系を極めたいという思いがあるので“大魔導士”を選んだ。

大魔導士の職業スキルは“複合魔術”か‥‥‥‥よく分からないが何か強そうだ!

いつものようにレベリングに出かけたが、そこであることに気付く。

「待てよ。“鑑定”があるんだから、この化物も“鑑定”できるんじゃないか?」

俺の鑑定レベルは高い。たぶんできると思って、モンスターを倒す前に“鑑定”を行使する。

アンデッド(下位)

Lv43

HP 76

MP 0

筋力 77

防御 50

魔防 32

敏捷 67

器用 3

知力 11

幸運 8

こいつらアンデッドだったのか‥‥‥ずっとゾンビだと思っていたけど‥‥‥ん? ゾンビとアンデッドって何が違うんだろう? まあいいか‥‥‥‥それよりアンデッドなのにHPはちゃんとあるんだな~。

その後はいつものようにレベリングのため狩りまくる。2週間ぐらいアンデッドを倒しまくったが、レベルはカンストしなかった。

ステータスの上昇だけを考えるならSRの職業は効率はかなり悪い、その分【職業スキル】が強力なんだろうが‥‥‥。

大魔導師の“複合魔術”は風・火・水・土魔法に雷を加えた5つの魔法を組み合わせて、より強力な魔法にして撃ち出すものだ。

例えば風と火を組み合わせて爆発を起こす魔法や火と土を組み合わせて溶岩を生み出す魔法など通常の魔法使いには難しい強力な魔術で敵を倒すことができる。

もっとランクが上がれば“光”や“闇”の魔法も複合魔術として使えるかもしれないが‥‥‥。

ある程度アンデッドを倒した後、疲れたので家に帰った。今は自分の家が倒壊したので、半壊して避難指示が出た県内のマンションに勝手に住んでいる。

非常時なんで許してもらえるだろう。

寝ている時、明らかな違和感を覚えて目が覚めた。外はうっすら明るくなり始めた時間帯‥‥‥‥“敵意感知”が反応しているようだが。

“千里眼”で上空から周辺を見渡すと、避難所として使われてる小学校からチカチカと小さな明かりが点滅している。

自衛隊が何かに向けて発砲していた。より近くで見ると、今まで見たことのないモンスターが複数、避難所を襲撃しているようだ。

“千里眼”ごしに”鑑定”を行使してみる。初めてやるが、できるかな?

「おっ! できた」

アンデッド(上位)

Lv66

HP 282

MP 0

筋力 199

防御 86

魔防 160

敏捷 110

器用 7

知力 13

幸運 8

【スキル】 魔法耐性(Ⅲ)

アンデッドの上位か‥‥‥しかも魔法耐性を持ってる!! こんなのもいるのか‥‥‥。

魔法を使う俺にとっては、厄介な相手だ。だからと言って助けないわけにもいかない。

俺は空間に穴を開け、瞬間移動で避難所に向かった!