作品タイトル不明
07. 白い蜘蛛と、オタクの少年
前話のあらすじ:
~もしも話。暴露される幹彦~
(中略)
「リスクって、なんの話だ。いったい、おれのどこにそんなものがあるっていうんだ」
「なるほど。本心から気にしていないのですね」
すっとシランの目が、おれの広げた腕の先に向いた。
そこからにょろりと生えたアサリナが、びくりと震える。
「いったいどこの世界に、手の甲からモンスターを生やしている人間がいるというのですか」
「……。そういや。幹彦が中学生のとき、左手に悪魔が宿ったのどうこうって言って――」
「ぎゃああああ! 黒歴史!?」
そして誤解されるこちらの世界。