作品タイトル不明
02. 疑念と信頼
前話のあらすじ:
~もしも第2章1話に加藤さんがいなかったら~
(中略)
自分だけ花の名前ではないというのを、名前を付けられる当人が嫌がったのだ。
仲間はずれは嫌なのだと。
あんな出会いだったにもかかわらず……いいや。あんな出会いだったからこそか、彼女はとても仲間を大事に思ってくれているようだった。
良い傾向だ。おれは彼女の態度を好ましく思いながら口を開いた。
「そうだ、チューリップ。以前に言っておいたものだが、準備はできたか?」
「……」
「どうした、変な顔をして。どこか調子でも悪いのか、チューリップ?」
「う……うわぁああああああんっ!」
「ど、何処へ行くんだ。おい。チューリップ――ッ!?」
* 前話参照。割と冗談にならない結果に。