軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

94. 冬の決意

【第4章のあらすじ】

自然豊かなヴァレーでの生活も、一年が経ったルイとリュカ。

前世の知識や社会人経験はあれど、所変われば品変わる。今世では通用しないことも多かった。間違え、自信を失いながらも、今自分にできることを精一杯がんばるルイ。

一方、徐々にやんちゃさも見せてきた元気なリュカは、保育園にも通い始め、のびのびと成長中だ。

そんななか、ルイが「葡萄の涙」を鑑定したことで、平穏で裕福な庶民生活は終わりを告げる。実はとんでもない代物だった「葡萄の涙」のせいで、爵位をもらい貴族となったヴァレー家。

葡萄の涙・葡萄の新芽茶・白トリュフといった特産が増え、貴族となったことで騎士団も設立された。そして、植物学者のテオドアさまを迎え、神殿も代替わりし、発展の勢いが止まらないヴァレーに闇が 翳(かげ) る。

それは、ルイの十六歳が間近に迫った頃。跡継ぎ問題に終止符が打たれるのか……と思った矢先に、あのベルナールが逃走をして行方不明だと報せが舞い込んだのだ──