軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

七十九話

クロードが三層のスケルトンワーカーを討伐しきった頃。

後を追う冒険者パーティーは休息を終え起きはじめたところであった。

「体調の悪い奴はいないな。飯を食ったら二層のスケルトンワーカーの討伐に入るぞ」

「ね~む~い~」

「我儘言わずに起きてくださいよ。特別に林檎あげますから」

「わ~い。それじゃぁ。起きる~」

「いつものことながら扱いがうまいな」

「彼女は優秀ですからね。これぐらいでご機嫌になってくれるならいくらでもしますよ」

食事の準備をすませそれを食べ終わったら全員装備の確認をする。

「問題ないなら討伐に入るぞ」

「問題な~し。魔力もおっけ~」

冒険者パーティーは二層目に足を踏み入れていった。

「全部狩るのにさすがに時間がかかったな。一回休んで四層目はそれからだな」

今回は肉が食べたい気分だったのでアイテムボックスからアースドラゴンの肉を取り出す。

アイテムボックスは時間が停止しているので今まで狩ってきた魔物の肉が大量にストックしてあったりするのだ。

生活魔法でアースドラゴンの肉を炙りながら料理長特製のタレを塗っていく。

「うんうん。いい匂いだなぁ。さすが料理長だよな」

十分焼いたところでアースドラゴンの肉にかぶりつく。

アースドラゴンの肉を堪能した後は横になる。

「それにしてもスケルトンワーカーの数が多かったな。最悪に備えてクイック出来る装備を入れ替えておくか」

装備の設定を確認してクロードは眠りに落ちていった。

一方。

クロードを追う冒険者パーティーは順調に部屋のスケルトンワーカーを討伐していた。

「この階層も通路のスケルトンワーカーは少なかったが部屋の数は多いな」

「思うんだけどさ~。誰かが通ったとか~」

「この危険な状態で潜る奴なんているのか」

「でも~倒せるだけの強さがあるなら~稼ぎ時~みたいな~」

「無駄口はそこまでです。次がきますよ」

「了解だ。行くぞお前ら」

冒険者パーティーは数の多さに辟易しながらもスケルトンワーカーを狩り続けたのであった。

クロードは短い休息を終え四層目に足を踏み入れていた。

今まで倒してきた数から考えるとスタンピードを起こす前兆である可能性が高い。

ボスであるスケルトンワーカーキングがいる可能性が高いので湧くはずの部屋を避けて他の部屋から片付けていくことにした。

時間をかけていてはスケルトンワーカーキングがスケルトンワーカーを呼び続ける事態になるため最初からホーリーレイを全力で放ちながら討伐を進めるのであった。