軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

四百一話

鉱山都市グローリアには無事に到着した。

護衛役の元冒険者達も準備は万端なようで早速ダンジョンに潜っていく。

1層2層は冒険者も多くあまり戦闘することもなく3層に続く安全地帯までやってきた。

3層にはドロップする金、銀を狙って多くの冒険者達が集まっているが大人数で挑んでいるため分配すれば大した額にはならないだろう。

そんな彼等をよそにクロード達は4層を目指す。

4層ではクロードの支援を受けた冒険者達がミスリルやオリハルコンを入手するために大規模パーティーを組んでいた。

このままではお互いに干渉して狩りを十分に行うことが出来ないのでクロード達は5層に繋がる安全地帯を目指す。

ここまでくれば潜っている冒険者達も数が少なくなり頻繁にワーカーアントと戦うこととなる。

クロードは高等部の生徒とエリーゼに支援魔法をかけて危険がない限りは静観の構えだ。

何度か危ない場面もあったがクロードと護衛の元冒険者達の活躍もあり無事に5層に繋がる安全地帯にたどり着くことが出来た。

ここまで来るのに時間がかかったこともあり休憩を取ることとなりクロードは断ってから一人で5層にやってきていた。

これからアダマンタイトの鍛冶技術を学ぶにあたって使うアダマンタイトはいくらあっても困らないからだ。

次々と襲いかかってくるワーカーアントをクロードは範囲攻撃魔法のインフェルノでまとめて焼き払っていく。

いくつかの部屋をまわり十分なアダマンタイトを確保したクロードは安全地帯へと戻った。

「クロード。おかえりなさい」

「ただいま。皆を待たせちゃったかな」

「先輩達はもう少し休みたいみたいだから大丈夫だと思うわ」

「それなら食事の準備をしますね」

クロードは手際よく料理を作っていく。

今回作るのは海鮮類をフライパンで炒め茹でたパスタと絡めた海鮮パスタと野菜をたっぷり入れた野菜スープだ。

辺りには美味しそうな匂いが立ち込め自然と皆が集まってくる。

クロードは料理を皿に取り分けて皆に配っていく。

「噂には聞いていたけどとっても美味しいわね」

「これならいくらでも入りそうだ」

「お代わりもありますからゆっくり食べてください」

先輩達も元冒険者の護衛達もお腹がいっぱいになるまで料理を楽しんでいた。

食事も終わり後は寝るだけとなった。

今回は護衛の元冒険者達が夜番をしてくれるとのことで学生組は安心して眠りについた。

問題が起きることなく夜は更けていく。

クロードは皆より早く起きると軽めの朝食を作るのだった。