軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

二百五十九話

冒険者達への説明を終えたクロードはグローリアの冒険者組合の組合長と組合長室で話を続けていた。

「組合長に装備品と消耗品をお渡ししておきますね。申請のあった冒険者にはこれを渡してください」

ミスリルとオリハルコンの合金製の武器にリザードマンの皮製の鎧と消耗品をアイテムボックスから取り出していく。

「辺境伯様は思いきったことをなさいますね」

「そうでしょうか。今回の依頼で危険な目に遭う冒険者もいるでしょうがその可能性を少しでも減らせるなら必要な投資だと考えています」

「なるほど。確かにお預かりしました」

冒険者組合は大きな組織だ。

不祥事を起こせばそれなりの罰則がある。

そのような組織の長が不正を働く心配はないだろう。

それにクロードからすれば領内の兵士にいきわたっているごくありふれた装備でしかない。

「それでは僕はそろそろ行きますね」

「また何かあればお気軽にお越しください」

今回の件で鉱山都市グローリアでミスリルとオリハルコンが取れることが広まり多くの冒険者が集まり辺境伯家としてそのサポートを積極的に行いますます鉱山都市グローリアは繁栄していくこととなる。

冒険者組合を出たクロードはやることを終えたので王都の学園に戻ることにした。

学園に戻ったクロードは戻ってきたことを報告する為に職員室を訪ねていた。

「ただいま戻りました」

「クロード君。おかえりなさい。領地の問題は片付いたのかしら」

「はい。色々細かい話し合いをしましたが問題は片付きました」

「それはよかったわ。クロード君に伝達事項があるのよ」

「なんでしょうか」

「魔法競技祭が開かれるんだけど出るかしら」

「詳しく聞いてもいいですか」

「名前の通り魔法の技術を競い合うお祭りよ。決められた的に魔法を当てたり高難易度の魔法をどれだけ制御できるかを競うことになるわ」

「面白そうですね」

「クロード君は高等部の部に出てもらうことになるけどいいかしら」

「それで構いませんよ」

「それでは手続きしとくわね」

「ありがとうございます」

「話はそれだけかしら」

「はい。それでは失礼しますね」

クロードは職員室を出て自分の寮へと戻った。

魔法競技祭に向けてどういった魔法を使おうかと考えていたクロードは一つの魔法を思いつく。

魔法を開発するために砂漠地帯に飛んだクロードは早速魔法の開発に取り掛かる。

細かい調整は後にして実現可能かどうかの検証を進めていく。

タイミングが難しくさらにそこに細かい調整をするのは骨が折れたが不可能ではなさそうなので生き生きと開発に取り掛かるのだった。