軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

百十三話

クロードは休息をとった後龍神湖へと飛んでいた。

今回の目的はリザードマンではなく湖周辺に集う多様な竜である。

装備しているのはドラゴンに特効の効果を持つドラゴンスレイヤーである。

特効効果がある代わりにデメリットも存在する。

それは生存本能からかドラゴンを引きつける効果があるのである。

ドラゴンの生息域に入ると早速大量のドラゴンが向かってくる。

「覚悟はしていたけどこれは骨が折れそうだね」

歩法俊雷と転移魔法を織り交ぜ一撃のもと次々とドラゴンを狩っていく。

アースドラゴンやフロストドラゴンにファイヤドラゴンなど下級竜はもちろんのことグリーンドラゴンをはじめ翼を持つ中級竜まで色々寄ってくる。

翼を持つ中級竜は空を飛べるアドバンテージを生かすべく空中から襲ってくるが転移魔法で空中に出現して首を斬りつけて対応する。

休む間もなく襲い掛かってくるドラゴン達に辟易しながらもネツァルさんが開発し自分でも作っている体力を回復する効果のある回復薬を飲みつつ狩り続けた。

そろそろ十分な量の素材が集まったので帰ろうと思っていたのだが予定外の闖入者が参戦してきて対応に困る。

龍神湖には四体のフィールドボスがいるのだが眷属をやられて怒っているのかドラゴンスレイヤーに引き寄せられたのかはわからないが四体のフィールドボスが勢揃いしていた。

火を司ると言われる炎獄龍。

風を司ると言われる風帝龍。

地を司ると言われる震洪龍。

水を司ると言われる水神龍。

「流石に分が悪いけどこのまま放置すると何しでかすかわからないな」

幸いなのは連係するつもりがないようでお互い争いながらこちらに突っ込んできていることだろうか。

まずはいるだけで災害を引き起こすと言われる震洪龍から叩くことにして足元に転移してヒットアンドアウェイで何度も斬りかかる。

他の龍の攻撃も震洪龍にヒットして苦悶の声をあげている。

震洪龍が暴れるたびに地震が起き湖では洪水が起きているが転移魔法で影響を受けないようにしながらひたすらに斬り続ける。

どれぐらい戦っていたのか感覚がわからなくなるころ震洪龍はついに倒れたのである。

ゲーム時代の知識ではこの震洪龍が一番体力高く他の龍はそれ程でもなかったはずなのでこれで一安心である。

続いて自分の得意とするフィールドから離れている水神龍の討伐にかかる。

水の中に入られれば苦戦させられるが幸い陸地に出向いてきているので脅威度が下がっている。

このチャンスを生かすべく果敢に斬りかかっていった。