軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

第二十二話:会議

その日の拓斗は珍しく誰にでも分かるほどに機嫌が良かった。

それもそのはず、彼が大好きな内政に気持ちを傾ける時間がついに来ていたのだから。

ここ最近は聖王国の調査隊や近隣国家の動向把握など彼の心を悩ませる出来事がいくつも起きていた。

それらの対処が一段落したことによって出来た心の余裕は、彼の機嫌を上向きにさせるに役立っている。

自らが戴く王の機嫌を配下たちも感じ取っているのか、今から行われようとしている会議も程よい緊張感がありながらもリラックスした雰囲気で始まろうとしていた。

「みなさんお忙しい中お集まり頂きありがとうございます」

議長は相変わらずアトゥ。

軽く微笑みをたたえながら、列席者を見回す。

集まるはこの国の重鎮。

モルタール老、戦士長ギア、副官から秘書官となったエムル。

加えて拓斗のお世話係のメアリアとキャリア。そして当然の事ながらアトゥと拓斗がいる。

「それでは、楽しい楽しい内政の始まりです。ではまずは現状報告から行きましょう。建築担当」

「はい、建築担当のエムルです。現在王宮の建設が完了しており、労働力には余裕があります。空いた期間は材木の補充に専念しておりましたので資材も十分です。新たな建設に着手可能となっております」

「なるほど、ありがとうございます。余裕があるうちに何か新しい施設を建築したいですね」

打てば鳴るとはまさにこのことで、彼女が求めていた情報をすぐさま返してくる有能さにアトゥも満足しながら頷く。

エムルの言葉通り現在は都市の建築能力に空きがある状態だ。

貴重な労働力を余らせておく手はないという部分もあるのだが、実際のところマイノグーラという文明が有する施設は様々な恩恵を国家にもたらす。

何を持ってもまずは施設の充実を図りたいという思惑があった。

「拓斗様、次の建造物は以前の打ち合わせ通りでよろしいでしょうか」

「うん」

アトゥの問いに拓斗が頷く。

実のところ、マイノグーラの方針に関しては事前に拓斗と話を詰めている。

にもかかわらずこのように会議を行うことは、臣下に仕事を割り振り拓斗たちの労力を分散させ問題点の見逃しを防ぐという目的があった。

現在の規模ならまだしも、より国家が大きくなった場合は一人では手に余る。

ゲームとは違って膨大な量の情報を処理しないとならないという現実的な制約が、拓斗たちをこの様な行為に走らせていた。

「ではエムル。次は《魔法研究所》を建築してください。貴方たちは魔術に関する特性を持っていますし、魔術ユニットはもっとも人的資源を消費しません。また我が国の方針からしても魔法技術に注力するのは無難な判断です」

「畏まりました。では会議が終わり次第、実務担当者に伝えます」

建築物の候補は実際頭を悩ませたところだった。食料消費が増加する代わりに人口増加率を上げる《酒池肉林》や、敵ユニットに都市攻めを行われた時に防御ボーナスが得られる《生きた蔓》など候補として魅力的なものはいくつもあったのだ。

だがどちらも効果が出るには時間がかかるとして却下された。

故に強力な魔術ユニットを生産する前提条件となり、都市の魔力産出を増加させる《魔法研究所》が選択された。

本来のゲームプレイでは優先度は比較的低いにもかかわらずこの施設の建設が急がれる事実が、彼らが脅威に対して敏感になり軍事力の増加に注力している事実でもあった。

「次は内政――資源状況に関してですが……担当は?」

「兼務させていただいておりますエムルです。国内の食料供給は順調です。木材や石材の供給はもちろん、生産不可能な鉄製品なども王のお力添えにより供給されております。ただやはり魔力を消費している以上少々収支のバランスとしては悪いかと」

身の回りのもの最低限を持って来ただけのダークエルフたちが、これだけ短時間に都市の形を作り上げることができた理由が拓斗の物資召喚能力にあった。

こことは違う、元いた世界の物資を生み出せる彼の力によって通常では手に入りにくい鉄製品や衣服、そのほか様々な道具が彼らに供給されているのだ。

もちろん魔力はそれなりに消費するのだが現在のマイノグーラは人口にして500人程度。

この程度に対する供給であればコスト的は問題にならない。

とは言え、この手法もまた人口が少ないがゆえに通用する強引な解決法だった。

「魔力による緊急生産が便利すぎるんですよね。とは言え必要な経費ですのでじゃんじゃん使いますが。やはり魔力生産能力を上げる施設や研究の優先度は高くなりますね。あと貴方には給料多めに出しておきますね、兼務ご苦労様です……」

「ありがとうございます」

ペコリと頭を下げるエムルを見ながら、人材の不足を痛感するアトゥ。

とは言えその件は未だ棚上げだ。時間か、もしくは何か劇的な状況変化が問題を解決してくれることを期待する他無い。

「では魔力に関する話題もでましたし、研究の方について報告を受けましょうか」

「ワシですな。今回研究を終えた《軍事魔術》にて、軍事レベルでの魔術の使用が可能となりました。現状では使えるのはワシだけですが……王宮から供給される破滅のマナで強力な攻撃魔法が可能ですぞ! まぁ王の方針からすると積極的に使うことはないとは思いますがのぅ」

「そうですね。破滅の魔法は便利なんですが内政で役に立つことが一切ないんですよね……」

モルタール老が中心として研究していた《戦術魔法》の技術は既に実戦での運用が可能となっている。

タイミング良く――否、計算されたタイミングで完成されたそれは、相乗効果によってすぐさま利用できる強力な軍事カードをマイノグーラにもたらした。

また次期建築物である《魔法研究所》が開発した暁には、さらなる魔術ユニットが生産できる。そうなればさらに戦力を期待できるというものだ。

もっとも、アトゥが悩ましげな顔をする通り破滅の魔法は攻撃目的にしか使えないため内政を重視するマイノグーラとしては悩ましいところではあったが……。

「研究に関しても当初の予定通り魔法系の《六大元素》にしましょう。こちらは少し時間がかかるかもしれませんが、他の研究を選択してもあまりメリットはありませんからね……」

今更《精錬》や《城砦建築》の技術を研究したところでメリットが少ないし、活かす場面が少なすぎる。

それよりもやはり魔術系の研究が魅力的だと拓斗とアトゥは考えた。

これによりどんどんマイノグーラが魔法に偏重した国家となってしまうのだが、特定分野への特化もまたオーソドックスな国家戦略なので良しとされた。

「では最後、軍事担当」

「戦士長の私ギアより報告申し上げます。新たに生まれた兵力は足長虫が総勢5体。主として周辺における未開地域の調査任務についております。ただ大呪界とは違って森の外側は平地となっております。隠密性を重視しておりますのであまり大胆に調査できない現状です」

「ふむ。周辺情報は逐一我が王に報告されております。隠密性を保ちながらこれ以上調査を継続するのも少し危険ですね。足長虫は国家周辺の哨戒にまわしてください」

「御意に……また僭越ながら一点。研究に関しては以前お聞かせ頂いた《先進狩猟》を完成させれば【足長虫】が【首狩り虫】へと進化可能となり、より強力な軍事力を確保できるかと愚考しますが……」

ギアの提案に拓斗とアトゥは内心で唸る。

一度決まった事柄をかき回す、タイミングとしては愚策に等しい献策であったがその内容としては十分考慮に値するものであり、臣下に自発的に考える土壌が育ってきている証左でもあるからだ。

実際《先進狩猟》は事前の相談において候補として上がっていた。むしろ通常ならば採用されて然るべき研究対象だ。

ならばなぜ採用されなかったのか? 理由は簡単。この森には動物が一切いなかったからだ。

その点を考慮出来ないあたり、ギアもまだまだと言ったところである。

アトゥは後ほど少しばかりの小言と多めの賞賛を与えることを決め、ギアからの提案を却下する。

「魅力的な案ではありますが、研究は現状通り魔法中心で進めましょう。総合的に魔法関連技術の増強を行うことが急務です。イスラの生産状況はどのようになっていますか?」

「そちらはワシから報告申し上げます。すでに木材、食料資源は十分に確保出来ております。《人肉の木》による生産と、王が生み出された高栄養価の果実が良い結果をもたらしておりますな。ただ魔力に関しては少々予定より遅れている状況でありますな」

「拓斗さま、いかがでしょうか?」

全ての報告や方針決定が行われ、問題ないだろうかと伺いが投げかけられる。

拓斗はその様子を感動の面持ちで眺めていた。

アトゥには大まかな流れを説明しているが、全ては彼女たちの相談によって進められているのだ。

彼らが国家に対して忠誠を持ち、かつ己の全力を持ってその責務を果たそうとしているその光景は喜びの一言であり、愛しさすら感じるものだ。

「このままで問題無いよ。皆すごく頑張ってる」

珍しく長い言葉に臣下の全てが深く頭を垂れる。

王があまり口を開かないことは全ての臣下と国民が理解している。故にその言葉に込められた重みが感じ取れたのだ。

胸の中に湧き上がる喜びに満たされながら、会議はより一層その内容に深みを増していった。

◇ ◇ ◇

やがて内政の時間は終わり、あまり認めたくない現実に関する議題がやってくる時がきた。

つまりは彼らの頭を悩ませる問題の数々だ。

「さて少し国外について話をすりあわせておきましょう。聖王国クオリアの動きも今のところはないのですね」

「はい、現状では怪しい動きは見られません。やはり北方州で起きた問題に戸惑っている様子」

確認するようにギアへと問うた質問であったが、返ってきた答えも彼女の予想通り現状を確認するかのようなものだった。

「それは行幸。では多少の遅れはあれどペースで行けばイスラの生産も問題なく完了しそうですね。敵対候補国家については今のところ安泰。となると気になる問題は人口の増強ですが、これについては何か意見はありますか?」

「我々の同胞がいると考えております。それらの同胞を迎え入れる形なればある程度偉大なる王が抱く憂慮を晴らすことができるかと。――説得はこのモルタールにまかせていただければ、必ずや同胞たちも我が王の偉大さと慈悲深さに頭を垂れるでしょう」

「ええ、我が王もあなた方ダークエルフの境遇には深く同情の念を抱いています。見捨てはしませんのでその点はご安心ください。それで、貴方の同胞はどの程度いると予想されますか?」

「そう多くはありません。恐らく千、二千の数でしょうな……」

「ふむ、なるほど……その者たちを受け入れたとしても、全然数は足りないですねぇ。――拓斗さま。この件についてなにかお知恵をいただければ」

ここでバトンが拓斗に移った。

当初の予定では最低でも五千程は国民が欲しかった。それだけいれば知識層の充実を図ることができ、労働力をニンゲンモドキや子蟲に移すことができる。

だが想像以上にダークエルフと言うのは数が少ないらしい。

加えて、モルタール老はあまり認めたくなかったようだが、全員が生き残っている保証もないのだ。

立場の弱いダークエルフを受け入れて恩を売る作戦が予想以上にうまくいき味を占めていた拓斗。残念ながら二匹目のドジョウを得るには少々運が足りないらしかった。

「やっぱり保留」

双子になにやら説明をしていた拓斗は、アトゥに話を振られたことでようやくふむと顎に手をやると一言だけそのように答えた。

どうやら彼が持つ経験と頭脳を持ってしてもこの問題は解決が難しいらしい。

むしろ逆にこの状況が異常とも言える。

何せ通常のゲームであれば何十年、何百年という単位でプレイするのだ。

人口とはその様な長いゲーム内時間で自然と増えていくのが当然の認識だった。

いきなり足りないから手っ取り早く人口を増やす方法を考えろというのも無理からぬ話だ。

「やはりそうそう上手くは行きませんか。あなた達もっと子供作ってくださいよ」

人口は国力に直結する。一番のネックが大きく存在しているにもかかわらず解決の糸口が見えない状況にアトゥはじとーっとした目でモルタール老とギアに不満を投げつける。

だが時として現実は厳しく彼女にのしかかる。つまりは代わりとばかりにエムルによって答えられたとおりだ。

「アトゥ殿。この二人……結婚していないんです」

「「仕事が家族ですので」」

呆れたようにエムルがため息を吐き、二人は自身に満ちた顔で胸を叩く。

ああこれは独身を謳歌しているタイプだな。いわゆる結婚する気が全くない人種。

そのように判断し早々に諦めたアトゥは、この場で可能性のありそうなエムルに同意を求める。

「そうですか。ならエムル、貴方が頑張るしかありませんね……」

「私は、その、恋人募集しているのですが……」

「…………」

もうどうしようもないなこれ。

アトゥの判断はそれに尽きた。思うにエムルという女性はモテそうな雰囲気があるのだが、立場上いろいろと難しいものがあるのだろう。

ダークエルフたちの恋愛事情という藪を下手に突いてしまったことを後悔し始めたアトゥは、慌てて話題を変更する。

「こ、この話題はやめましょう! 脱線しました! では次! 次! 中立国家フォーンカヴンについての方針を決めます! 本題ですよ!」

一時緩んだ緊張感が一気に引き締まる。

喫緊の問題としてこの大呪界のすぐ外にあるこの街の対処こそが彼らの運命を決めるとも言えた。

対応を誤れば最悪戦争もありうるのだ。相手の国力が未知数な現状、その選択だけはなんとしても避けなくてはならなかった。

「そちらに関してですが私より報告を、どうやら件の都市は何やら厳戒態勢にあります」

戦士長として軍の全てを取り仕切るギアから報告が上がった。

その内容が事態の複雑さを示していることに気づいた一同は、一様にして眉を顰める。

「厳戒体勢? 我々の存在が露呈しているということでしょうか?」

「いいえ、遠目での確認になりますが、散発的にゴブリンの襲撃を確認しました。どうやら亜人等の蛮族に対する警戒を密にしているようです」

蛮族とは基本的に国家に所属しない敵対ユニットの事を指す。

『Eternal Nations』では初期の段階で多くみられるお邪魔虫の様な存在だったのだが、どうやらこの世界にも似た様なことになっているらしいとアトゥは説明を聞きながら判断した。

撃破するのはさほど難しくないが、それでも斥候などが襲われるとひとたまりもない。

対処するにも軍を編成しなければならないという、いろいろ面倒な存在だ。

ただ蛮族の中には特殊な能力を有しているものもある。

殺したところで喜ばれはされど、どこかの勢力の怒りを買うというものでもない。タイミングが合えば撃破しても良いのではとアトゥは内心で企みを膨らませる。

多種多様なユニットの撃破はアトゥの力を増大させる。

何を持ってしても彼女は強力でなければいけないのだ。それが彼女が自らに課した使命であるが故に。

「ただ対応に関して非常に難儀している様子で、見ているこちらがヒヤヒヤしました」

あれ? とアトゥは首を傾げた。

確か襲撃はゴブリンと言ったはずだ。であればこの世界における技術レベルを考えると撃破は容易いはず。

その不可思議な状況が彼女の頭を悩ませる。

「本国から援軍は来ないのでしょうか」

「確認した範囲では飛び地の様な形の街ですので、おいそれと援軍を派兵できないのでしょう。もしくは本国も同じような状況……などと推測されます」

「ふむ……飛び地が故に派兵が厳しいと。この地域ってそんなに蛮族の危険が高いのですか?」

「未開地域ゆえ比較的多くの亜人がおります。ゴブリンやオーク、あとはコボルトなどが良く聞く種族ですな」

「しかし蛮族が都市を襲うなどとは考えにくいぞモルタール老。行軍中の軍隊が偶発的に遭遇するならともかく、彼らとて都市を襲う無謀を心得ているだろうよ」

あれやこれやとギアとモルタール老が意見を飛ばし始める。

ただあまり建設的な結果が出ているようではなく、結局よくわからないということだけが判明する。

「現状では情報が足りませんね。それよりも蛮族に攻撃を受けているというのなら、難民が発生している可能性があります。首尾良くそれらを受け入れることができれば、人口が増やせるかもしれませんね」

通常国家において全ての街が適切な防衛能力を有しているとは限らない。

ある程度の大きさを持つ都市なら石の外壁など堅牢な作りで外敵を防ぐことが出来るが、これが農牧を主とする村などであれば無防備にも等しい。

当然蛮族の駆逐が満足に行えないなら被害を真っ先に受けるのは彼らであり、運良く逃げ延びたとしても行く当てのない難民が生まれるという至極当然の理論だ。

国家ですら持てあます難民ではあるが、幸運な事にこちらは土地も食糧も余っている。

邪悪になることさえ受け入れられるのであれば、あとは必要なものは本人の覚悟だけだろう。

もっとも、したり顔で説明したこの案はアトゥが拓斗からこっそり授かったものであったが。

「アトゥ殿、それらの難民が裏切る可能性はありませんか?」

「監視すればいいのです。都市に兵力を配置すれば国民の反乱を抑えることが出来ますから。マイノグーラのユニット……未だ召喚されぬ拓斗さまの配下にはそういう役にうってつけの存在がいます」

「おお! それは頼もしい!」

見た目は少しアレだが……という説明をあえて省いた。

アトゥの中ではギリギリセーフだったからだ。もちろんそれがダークエルフたちの感性と一緒かどうかは未知数だが。

とはいえその性能は折り紙付きである。ブレインイーターと呼ばれる種類のユニットは副次効果として都市の治安を上昇させる能力がある。

次点の技術解禁によって生産可能になるユニットであり、他ユニットの傷を回復させる医療ユニットのため専守防衛型のプレイスタイルにおいては非常に重宝されていた。

「それに自分たちの平穏が約束されているのであれば、そうそう裏切るなんて考えは起きませんよ。そうでしょう?」

「おっしゃる通りかと」

「どちらにしろかの国とはそろそろ友好的に接触して話を進めたいですね。恩を売れるならよし、敵対するのならまぁその時です。何らかの方法で手に入るのならぜひとも欲しい街ですが、まぁ高望みはやめておきましょう」

その言葉に全員が頷いた。

アトゥに同意し、方針への賛同を示す。

それは会議の終わりを告げるものだ。

「ではまとまりましたね。次のターン――おっと、次の方針はかの中立国フォーンカヴンへの使者派遣です。急かしはしませんので、できる限り友好的に接触できる方法を考えてください」

敢えて話題には出さなかったが、アトゥ――否、拓斗がこれほどまで件の街にこだわる理由は単純だ。

都市に龍脈が存在している。

マナを産出するマップ資源である竜脈穴は何を持っても手に入れなければいけない。

出来れば友好的に終われば良いが、いろいろと方法はあるだろう。

珍しく積極的な方針を選択に加える拓斗。

マイノグーラが初めて国家として認識されるその時は、すぐそこまで来ていた。

=Message=============

建築施設、研究項目が新たに選択されました。

建築中!【魔法研究所】

研究中!【六大元素】

生産中!【全ての蟲の女王イスラ】

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