軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

水宮のダンジョン突入

水宮のダンジョンに入る。なるほど。水宮のダンジョンとは良く名付けたもんだ。宮殿の中みたいだ。

壁は煉瓦風で青く光っている。通路はとても広い。高さは10メトルほど、幅は40メトルくらいか。両脇は10メトルくらいの水路になっている。歩ける道幅は20メトルくらいか。

壁には上から水が流れていてダンジョンの光を浴びてキラキラしている。

幻想的な風景だがここがダンジョンだ。どこから魔物が出現するか油断はできない。

少し前に位置するミカは右手に【昇龍の剣】、左手にしっかりと【昇龍の盾】を構えている。

僕の装備は右手に【鳳凰の杖】、左手には【昇龍の盾】を装備している。初めての盾装備だ。

一歩一歩ゆっくりと進む。今日は何か確認できればすぐに蒼炎を撃ち込む予定でいる。

攻撃こそ最大の防御なり。

ジリジリとした時間が続く。まだ魔物の気配は感じない。

左側の水路に黒い影が見えた!

「ミカ!左側の水路に影!」

「了解!」

水路の影はこちら側に向かっていたが30メトル手前くらいでUターンした。動きが結構早い。影は遠ざかっていたが50メトルくらいの距離があるところで水面から飛び出した!

これが 蛟(みずち) か!

全身青い鱗でキラキラしている。全長は10メトルは超えている。

首のところに大きなヒレがあり、それを使ってこちらに滑空してくる。

速い!

【焔の真理、全てを燃やし尽くす業火、蒼炎!】

反射的に蒼炎を詠唱していた。

蒼炎は滑空している 蛟(みずち) に撃ち込まれる!

僕達から20メトルくらいの距離だった。

目の前が蒼から白、そして赤色に変わる。

残ったのは尻尾(?)側が1メトルくらい。あとは燃やし尽くしたようだ。

蛟(みずち) はこちらに突っ込んできたから、蒼炎と正面に衝突した後も焼けながら身体が流れて来て9メトルほど焼けたんだろうな。

あの巨体で滑空のように体当たりもしてくるのか。実際戦ってみないと分からないことばかりだな。

蛟(みずち) の焼け残った尻尾はダンジョンに吸収されていく。空中から魔石が落ちてきた。

魔石はB級魔石だった。初戦は取り敢えず勝利。ただもう少し攻撃のパターンを見たい。

魔石を拾い周りを警戒してダンジョン探索を再開する。